short | ナノ

鈴の音と囚われの

黒子
ヤンデレ
監禁





好きです
好きですよ…純愛さん


どうしてこんな風になっちゃったんだろう…
『黒子…くん…』
私のお腹の上に跨がり見下ろしてくる黒子
「純愛さん…好きですよ」
腰を屈めてキスをしてくる
ちゅと触れるだけ

「かわいいですね純愛さん
顔真っ赤にさせて…」
くすくすと笑う黒子はいつもと様子が違う
といってもここしばらく見ている黒子はいつもこんな感じだった

『ねぇ黒子くん…ここから出して?』
そう言うと
ぐ、と首に手をかけられ絞められる
ゆっくりと力を込めていく
「まだそんなことを言うのですか?
だめだと言っているでしょう」
じわじわと苦しくなっていく
『っ…ぅ、ごめ、なさ…っ』
ぽろ…と涙が溢れる
それを見た黒子はぱっと手をのけ
「わかってくれたならいいんです
…大丈夫ですか?純愛さん」
と涙をぬぐい心配そうに見つめてくる
手をのけられることによって一気に入り込んできた酸素に少しむせる
『けほ…っ、だ、いじょうぶ…』
そう言えば、と
また首元に持っていかれる手
びくと体が固くなる
「大丈夫ですよ…もう絞めません
純愛さんがいい子にしてくれれば…ね」
カチャリと言う音と共に首についたのは

首輪

『え…?』
それに触れるとチリン…と鈴の音がした
「よく似合ってますよ」
くすりと笑われる

「純愛さん…ずっとここにいてくださいね?
純愛さんは僕のものです
離しませんよ…
好きです
好きですよ純愛さん」
ぐいと起こされ、抱き締められ
狂気的なその言葉をささやかれる


――囚われの姫の出来上がり…

(愛してますよ純愛さん)
(そうして君に毒されていくのでしょうか…)

――――――――
黒子!
ヤンデレ…と呼んでいいんでしょうか?
イメージはヤンデレ!
監禁!
なんかてっちゃんならしそうだなーと(笑)
黒子好きさんごめんなさい!


首輪…結構好きなアイテムです(笑)
鈴つきのは単なる好みですw
鈴好きなんです
ちっちゃいやつのチリンって音が好きなんですよ!←
おっきいカランカランいうのよりはちっちゃいチリンチリン派です\(^o^)/

ではでは
純愛様
ありがとうございましたー!ノシ

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