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ホーク愛で見つけて

高尾恋人




今日は久しぶりのオフの日
どっか出掛けよっかと彼氏の高尾に誘われた
久しぶりだったからいくっと二つ返事で了承する

そして待ち合わせ場所にて合流
「お待たせ純愛」
『今来たとこー』
なんてお馴染みの挨拶を交わして
『どこいくの?今日は』
「んー、ほら新しくできたショッピングモール、いってみようぜ」
『あー、あそこね!
今結構CMとかしてるよねー行ってみたかったんだよね』
ふふっと笑えば
「んじゃ行こっか」と歩き出す


ショッピングモールについて唖然とする
『うっわー、すっごい人っ
さすがオープンしたてだね』
と笑う
「そーだな…はぐれるなよ?
純愛すぐどっかいっちまうんだから」
ほら、と手をさしのべられる
『失礼なっ』
ぷーと頬を膨らませながらも高尾の手をとる


色々と見て回って少し遅めに昼食をとる
そしてそのあともぶらぶら見て回る
プリクラとってお揃いのストラップも買って…
高尾が会計をすませている間に迷子なのか泣いている子を見つけた
『僕、どうしたの?迷子?』
たたた、と走りよってしゃがみこみその子にたずねる
「お母さんとはぐれたの…」
『そっか…お姉ちゃんが一緒に探してあげる
僕名前は?』
「あやべまなと…」
とぐすぐす泣きながらもしっかり話してくれた
『よし、まなとくんね?
もう泣かないの!すぐ見つかるよ
だっこしてあげるっその方が探しやすいでしょ?お母さん見つけたら教えてね』
よいしょ、とだっこして歩き出す

しばらくうろうろ探していると案外近くにいたようですぐに見つかった
お母さんとまなとくんにお礼を言われ別れる
と、そこで大問題
(高尾くん…置いてきちゃった…)
とりあえずさっき会計をすませたお店へ戻るとやはりいなかった
うーんと考えてとりあえず探そうとうろうろしていると
後ろから名前を呼ばれた
「純愛…っ!」
くるりと振り返れば紛れもなく探していた人物で
『高尾くんっ』
よっていくと思いっきりデコピンされた
『いっ!!』
「ばかっどこいってたんだよ!探したんだぞ!」
珍しく息を切らせている高尾
『…ごめんなさい』
しゅんとなって謝る
「なんか、事情あったんだろ?
だからって、勝手にいなくなるなよ…心配するから…」
『あー…はは、子供がさ迷子だったから…』
ごめんね?と高尾の服の裾をひっぱる
「今回だけだからな、許すの」
ちゅと額にキスされた
『はぁい』
今度は純愛から高尾の手をとった
『これで大丈夫だね』

「…ぜってー離さねぇよ?」
『ふふ、私も』



―――――――
たかーお?
高尾さんも口調わからん…

純愛にベタぼれってところで
ホークアイ使ってめっちゃ必死に探したと思いますね
高尾は息切れるまでそんな人を探すために走らないと思うんですねー

高尾くんも好きよー

リクエストありがとうございました
次の高尾はエロだねー
がんばろー

最後まで読んでくださった
純愛様もありがとうございましたっ

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