short | ナノ

無自覚ほど恐ろしいものはない

キセキ
ギャグ?
落なし






ドリブル音とスキール音、ボールがネットをくぐる音…
体育館はバスケ部独特の音で溢れていた

「純愛っちドリンクちょーだいっス〜」
力なく言う黄瀬
『はいどーぞ』
ついでにタオルを頭にかける

「純愛ち〜ん、こっちにもちょーだい」
紫原が呼ぶ
『んー』
ドリンクとタオルを持ってぱたぱとかけよる
すると紫原に抱きつかれる
「純愛ちん、ぎゅー」
疲れているのだろう
そういうときの紫原は甘えたになる
『紫原くーん暑いよー
練習あとちょっとだからがんばろうね』
ぽんぽんと背中を叩く
なんとか離してもらいドリンクをみんなに渡したところで赤司に呼ばれる
今日は桃井が偵察でいないからいつも以上に忙しい

ぱたぱたかけよっていく
『なーにー?赤司くん…、っ!?』
赤司の背後に禍々しいオーラが立ち込めている
(なになになに!?!?)
半分泣きそうになりながらも
『あ、赤司くん…?』
「…純愛」
ぽつりと呟かれる
『な、に…?』
おそるおそる返事をする
「…お前は少し無防備すぎだ」
とだけ言われた
『え…?』
なんのこと???と疑問府並べて考える
結局わからなくて赤司をじ、と見上げた
純愛は小柄で150cmしかないから他より小さいと言われても173cmの赤司は十分見上げる対象で

『赤司くーん…』
どういうこと?ときゅと赤司の袖を握る
「…っ、だから、そういうの全部だ」
少し頬を紅潮させている赤司はふいと横を向く
『う、〜ん…?』
そういうの?全部?どれ?わからない
『よくわかんないけど…しちゃダメなの? 』
こてんと首をかしげる
「………………いや、かまわない」
耳まで赤くした赤司は顔を押さえて答えた
『あ、そなの?』
また疑問府を並べる純愛
「…………ああ…」
なんとか答えるとふにゃと笑顔になる純愛

((((((癒し…!!))))))
赤司と遠くから見ていたキセキはときめく

そして内心
((((((無自覚って恐ろしいな/っスね/のだよ/ですね/ねー/わ))))))



―――――――
よくわからない終わりとなりましたね…

無自覚に可愛らしい行動やらいろいろしてまして
男を魅了していっている子の話…です…
他意はありません、ほんと無自覚です
そしてそんな純愛にキセキはメロメロです
桃井もです(笑)


というのがただの妄想w



でわでわ
最後まで読んでくださった純愛様
ありがとうございましたー!

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