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俺らの高校生活

花宮
双子兄妹








「…おっそい」
昼休み、なかなか純愛ちゃんが来なくってイライラし始めた花宮
やべーなーなんて思うも来ないものには仕方がない

『まこーっ
ごめーん、呼ばれてて遅くなっちゃったー』
パタパタと走ってきた純愛ちゃんが叫ぶ
「おっせーよバカ
さっさといくぞ」
口ではあんなこと言いつつも顔が完全ににやけてる
ああ、嬉しそう…
でもそんなこと言ったら練習メニューが殺人的になるから言わねー
『はーい
あ、みんなも待たせてごめんね?』
花宮の袖を握ってあとをついていく純愛ちゃんが振り返って言ってくれる
「ああ、構わないよ」
「おー、気にすんなって」
「そーそー」
『そー?ありがとっ』
にっこり笑えば前を向く
『今日いー天気だねー』
「そーだな」
「昼寝にもってこいじゃね?」
『えー、授業ちゃんと出なよー?』
「ただえさえバカなんだからな」
「なっ、ひっでーな」
なんてしょうもない会話をしながら屋上へ向かう
そこからまたしょうもない話をしながらお昼ご飯を食べて
食べ終えたらしょうもない話
ごろごろしてたら結局眠くなって全員で授業フケた
純愛ちゃんは最後まで渋っていたけど花宮に押しきられてた
双子なのにここまで性格とか変わるもんなんだなーとか思いながら眠りについたっけ

目ぇ覚めたときはまだ他のみんなは眠ってて
まぁ、なんか見てはいけないもん見た気分だね
近くで寝てたのは知ってたけどよ
なにしてんだよお前ら
ほんとに兄妹か、あ?
花宮は純愛ちゃんに腕枕して腰引き寄せてるし
純愛ちゃんは純愛ちゃんでシャツ握りしめて寝てるし…

あーもー別に羨ましいとか思ってないから

まぁ、とりあえず写真撮っとこーっと


今日も一日平和でした、っと…

――――――――――――――
ほのぼのー?
双子の妹にベタ甘なはなみーもいいね…
仲良し双子ちゃん

家でもよく一緒に寝てたらいいな
2人で寝るときはたいていああいう体制になってるとか…(笑)

まこたんの寝顔…想像したらヤバいな…
ダメだな私
重症だわ…

まこたん好きさんこんなんでよかったら私となかよくしませんか…っ

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