先日ようやく8をクリアしました。発売から丁度一か月でクリアです。一か月必死にネタバレ回避しながら頑張りました。
クリアをした印象として「2020年から始まった主人公の代替わりが完了したんだな…」という気持ちです。シリーズ初代の主人公として、桐生さんは絶大な人気と存在感があり、やっぱり7でもちゃんと出てきたし、外伝もあったし、それを経て本格的に一番へのバトンが渡し終わったんですね。

ターン制バトルくそ苦手マンなので序盤めっちゃ苦戦したんですが、軌道に乗ればそこまで苦労せずにちゃんと進めることが出来ました!ジョブはワイルドダンサー、ウェスタンマン、トロピカルダンサー、料理人あたりにずっと世話になってました!ワイルドダンサー愛おしいです!
桐生ちゃんはどのジョブやらせても結局堂島の龍が一番強くなるの、ほんまに桐生ちゃんやなと思ってニコニコしていました。

トレーラーで桐生チャンが癌と知り、堂島の龍といえど病気には勝てないのか…という弱気な気持ちがあったんですが、クリアしてみたら、きっと桐生一馬は闘病生活に勝つし、病状が回復した暁には仙人みたいなカンジで馬鹿強いんだろうな…のイメージが易々と湧いてきました。
春日一番の物語は仲間との物語だと思っているんですけど、桐生ちゃんはやっぱりいつもどこか孤独で孤高なひとで、そんな桐生ちゃんに「仲間」が出来たのが本当に感慨深かったです。いや、伊達さんいるし、共闘とかもあるけどさ…それよりも踏み込んだ感じがして…。
さんじまと喧嘩する理由ないだろ、と思っていたので、てっきり真島の兄さんが「久しぶりに会ったんやから喧嘩しようや桐生ちゃん」のノリで戦闘すんのかよと思ってたんですけど、思ったよりちゃんと喧嘩する理由があってニコニコしました。さんじま戦、まじでラズボスとかより時間かかった。分身しないでください。

8新キャラとしては、もうみんな山井くん好きでしょ、の気持ちですし、私もしっかり山井くんが好きです。熟女のおねえたまを囲っていること、昔組長の女に手を出したこと、みたいな情報から「母親の愛に飢えているのかな」と思っていたんですが、全然そんなことなかったね。7外伝の特典の8体験版、丁度茜さんちで山井くんと戦うところだったので「やっべーやつ出できたー!超キレてんじゃーん!!」と思ったものですが、蓋を開けてみれば真島枠的な立ち位置だったように思います。やべぇし、怖ぇし、手ぇつけられねぇけど、芯があって人望がある…おまけに何十年も前の女の存在で立ち止まっている……。かわいいね、山井くん…。
他にはチーちゃんが可愛くて好きでした。ショートヘアに変わるのも良き…。パーティーチャットなどで足立さんに忖度せずに突っ込んでるところ大好きです。

続いて最推しである趙天佑の話なんですけど、あの、8で完全に女をオトしにかかってません?レベルアップのときのボイスとジョブチェンジのボイスの破壊力えぐー!!
ていうか上半身(背中)NGなのなんなんですか?なんでラッシュガード着てるんですか??パーティーチャットや宴会トークですぐに豆知識披露したりクイズ出してきたりするの大好き過ぎます。
絆ドラマで趙天佑親衛隊四天王(笑)の言っていた「普段は力が抜けて軽いのに、いざってときには冷酷で頼れるカリスマ」という言葉があまりにも語彙力ありすぎて「そ、それー!!」ってなってました。好き。その通り。

エンディング、林檎ちゃんの「ありあまる富」が流れてる間の春日一番カッコよすぎませんか…?くそ動画配信者どもにカメラ向けながら、ゴミを投げつけながら、それでもまっすぐ前だけ向いている姿にボロ泣きしました…。アレは警察も署から出てこいよの気持ちです。龍シリーズの世界では警察あんまり仕事しないんでしゃあなしですかね!
あの横顔を見て「ああ、この先の龍が如くを背負うにふさわしい主人公だ」と偉そうにそんなことを思いました。7のときも充分に主人公だったと思うんですけど、なんか8のエンディングでは桐生一馬からの引継ぎが終わったような、そんな気分になりました。

今回は珍しく土台に「復讐」があるラスボスでしたね。正直海老名くんのことはあまり浸れないままエンディングになったので、いろいろお喋りしてくれる間「お、おん…」という気分で聞いていたんですけれど、復讐とか愛とか、そういうものをテーマにしたお話だったなと思いました。もちろん「価値は命に従っている」という、そういう大筋もありながら。仲間たちの描写が重厚な分、敵のことがようわからんまま終わってしまった印象があるのがちょこっと勿体ない気持ちです。

未だ実はサブスト回収とパーティーチャット回収が終わっていないので、しばらくプレミアムアドベンチャーやってから二周目行こうと思います。
龍が如く8、すごく楽しかったです!また過去作から順にプレイするかー!


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