記録

「方向音痴の恋」あとがきのようなもの

とにかく趙の連載書きたい!どんなの書く!?みたいな気持ちで書き始めた連載でした。
カタギとマフィアという立場上、一回離れることになるのはセオリーやん?と思っているんですが、方向音痴=迷い迷って目的地にたどり着く、みたいなイメージで全体を構成しています。
私自身が方向感覚には疎くないので、方向音痴のひとの感覚を上手に描写出来た感じがしなくて悔しいです…。

趙ってすごく優しいひとで、本当に生まれが違えば裏社会とは関わりのない人生を送っていたんだろうなと思っています。なのでマフィアの跡取りで生まれたからこそ若い頃は「覚悟」みたいなのはあまり出来てなかったんじゃないかなぁ。その「覚悟」をする課程で大切なものを手放さなければいけなかったりしたのかなぁという妄想の産物です。
自分の生まれや立場を理解して他人に望まれた人生を生きていた趙にとってどうしても我が儘を通したかった瞬間があったらいい…。
もちろん、その生き方自体も趙は嫌だったわけではないと思うのですが。

7の絆ドラマ、ずっと馬淵君の話しかしてくれなかったので、趙にとってそれだけ大事な存在だったんだろうなぁと思います。7のストーリー的には野心で身を滅ぼした小者の立ち位置ですが、趙があれだけ評価しているってことはきっと馬淵君もエライ敏腕だったこともあるわけで…。
余談ですが、高校をロスジャの誠稜のイメージで書いてました。マフィアの子供通っててもおかしくなさそうじゃないですか、あの治安悪い高校。ホント大好き。通っててくれ。

凝り固まった捏造多めの趙連載でしたが、こんなのもええやんけと思っていただければ幸いです。「読んだよ!」の報告だけでも励みになりますので是非よろしくお願いします!
改めまして、この度は拙作をご完読いただき誠にありがとうございました!


- ナノ -