次の日。昼休み。まあ恒例のテニス部+私、の構図でお昼ご飯です。


……気まずい気まずい仁王から発せられてるオーラが気まずいって!あからさますぎるよ!やめて!!


いつもなら私の横を陣取って食べるのに今日は柳生くんの背中に隠れっぱなしだし……!


このままだと(失礼だけど)鈍い真田くんにだって気づかれそうだ……

そんな中その空気を読まずしてかキリハラ?くんと丸い?くん(なんだかうろ覚えだけど)はいつも通りじゃれあっている。
そうだよ!それでいいんだよ!そのままこの不穏な空気を吹き飛ばして!


「あれ?仁王センパイ今日はみょうじセンパイの隣で食わないんスか?」  


地 雷 踏 ん だ !?


ここまで空気読めない子だったんだね、君!

慌てて柳生くんとジャッカルくんがフォローに入る。私は思わず大きなため息が漏れた。



幸村くんの眉間に皺があるなんて気付かずに。




[prevnext]
top
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -