ある晴れた日のこ……なんか某アニメOPみたいになったけど、太陽が暖かくて気持ち良い日、私はいつも通りお弁当片手に屋上へと上った。

「(……あれ)」

珍しく屋上には私しか居なかった。っしゃ!これで静かにご飯が食べられる…!

思ってもみなかった嬉しいサプライズに、私は上機嫌でお弁当を食べ始めた。

途端。階段の方から複数人の話し声がした。え?誰だれだれ!?

ガチャリ。

「うわあ!広いっスね!」
「あー赤也弁当振り回すなよ?」


なんてカラフルな集団だ。赤、青、黒×3、茶色、焦げ茶色、銀……ぎ、ん?

「すまん。みんなにバレてしもうた。」
銀髪基仁王はしゅんとしっp……髪の毛を下げて私に謝る。

えっ?ん?はい?

「やあ、みょうじさん。今日から俺達とご飯で構わないね?」

「……Why?」

構わなくないです、ていうか拒否権はどこに?

「うーん、Because俺が君と食べたいからだよ。」

「「だが断る」……とお前は言う。」

えっ。あ、前見えてない人に言い当てられ、え?

「前は見えている。心配するな。」

心まで読まれた!?





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