このガイアの基礎的知識


【エル】
母なる闇『エル』。創世記によると凡そ一万年前に、光を作り出した。この世界ではいかなるものでも必ずエルに帰属すると言われており、誰も救えぬ悪すらも救われると言われている。


【レーヴァテイン】
父なる光『レーヴァテイン』。どのような人にも宿り、ラーヴァナの闇に対抗する力を有している。


【ラーヴァナ】
この世界の闇の根底。
かつては人々の闇を浄化する役目を担っていたが、いつしか毒に侵され闇へとその身を落とた。ラーヴァナは全てを憎み、その矛先はこの世の生命へ向かっている。
凡そ7000年前、ラーヴァナが滅びの竜となってから人々は歴史を刻み始めた(第一世紀の始まり)。それから凡そ2000年かけて世界の8割を荒廃させるものの、第一世紀の英雄『トゥエン』によってフェルアノーザのアンガレラの大穴にその身を落とした。



【タルタロス】
果のない闇の意。タルタロスはただそこにあるだけであり、基本は無害。しかし一度そこに踏み入れると果のない闇に捕らわれ、人の心の恐怖によって悪夢を見せるが、必ずどこかに元の世界に戻る道があるという特徴を持つ。


【人間】
生命の管理者『ルーメノーリア』が自身に似せて創った種族。最も短い生命と死という運命を持つ。それ故か欲深く、闇に染まりやすい性質を持つ。


【天族】
生命の管理者ルーメノーリアがエルとレーヴァテインに似せた種族。どの種族よりも美しいレーヴァテインの光を有し、有限ながらもとても長い命を持つ。
彼らは誰よりも歌を愛し、父と母のために捧げている。
第一世紀の英雄『トゥエン』も歌をこよなく愛していたとされ、第三世紀の歌乙女『リエリラン』は絶望の中にある人々の中に光を見せ続けたと言われている。



【エルフ】
生命の管理者ルーメノーリアがガイアを造るために創った二人の神のうちエルヴィンに似せられた種族。
美しい容貌と音楽と智慧に優れ、永遠とも呼べる命を持つ(正確には寿命で死んだ者がいないため、永遠ではないかと言われている)。
最も長く生きたのは古都カリュブリアの領主エインセルだとされ、彼は創世後の1500年と第一世紀から第二世紀末までの6000年もの間老いることなく生き続けた。



【ドワーフ】
生命の管理者ルーメノーリアがガイアを造るために創った二人の神のうち、ユミルに似せた種族。
凡そ300年の命を有し、その殆どを鉄のために有する。製鉄の技術や宝石の加工に優れ、彼ら以上の技を持つ者はいないとされる。
見た目は小さく小柄なおじさんのようであるが、誰よりも熱い心を持つ。



【魔族】
古来よりいた生物が長い時を経て進化をし、人類の枠組みに入った種族の総称。


【魔導士】
有史の中で僅か10人しか確認されていない。何故魔力を有しているのかということは未だ解明していない。
第一世紀:バリエン / ベレス / リュエシル / マウリエル / トゥエン
第二世紀:イナンナ / フィンディル / イル
第三世紀:フィンゴン
第四世紀:エマ



【イアルヴ】
拷問によって元の原型を留めず、深い闇に囚われたことによって魔族化した者共。第二世紀末、アングバンドの監獄に捕らわれた者が魔族化したことが始まりだとされている。彼らの主はラーヴァナとされているが、実際はエレボスに仕える者たちである。



【エレボス】
際限のない憎悪と闇に堕ちることによってなると言われているが、実際は史上唯一人フィンディルしかエレボスにはなっていないため真偽は不明である。
しかしエレボスは強力な闇の力を与えると同時に心が憎悪に蝕まれるとされる。




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