「あれ?珍しいですね。先輩が頼まれ事以外で図書室に居るの」
「わ、悪いかよ。別に俺が本読んでも良いだろ」
「そうですね。図書委員として嬉しいです」
「だろ?喜べ喜べ」
「ところで、何の本を読んでるんですか?」
「それは…」
「……星の王子さま?また可愛らしいものを」
「うっせぇ」
「まぁ、先輩でも読めるでしょうね」
「今、然り気無くバカにしただろ」
「そんな事ありませんよ。これを機に図書室に通って下さいね。他にも面白い本は沢山あるんで」
「おう」
本当はお前に会いたいから本を読みに来たなんて
口が避けても言えねぇ
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