兎「おい、テメェは今回何を作ったんだ?」
狼「ま、前に獅希に、的場に教わったペペロンチーノです」
兎「成程な。まぁ、見た目は大分ましになったな。本来赤い筈の鷹の爪が真っ黒ぐらいは許してやる。けどなぁ…」
狼「け、けど…?」
兎「テメェの料理は何で毎っ回塩味しかしねぇんだよっ!この味のどこがペペロンチーノか言ってみろよっ!あ゙あッ!?」
狼「ひっ!だっ、だって塩味薄いと他に味しねぇかなぁって…」
兎「だからって塩味さえすりゃ良いってもんじゃねぇだろーがっ!」
狼「あだだっ!襟足引っ張るなよっ」
兎「テメェはこれから塩で味付けする時は半分、いや4分の1で味付けしろ。良いな?」
狼「それじゃ味しねぇんじゃ」
兎「良い、よな?あ?」
狼「はいっ!良いですっ!」
兎「次また塩味しかしねぇもん作ってみろ。今度こそ埋めるからな」
狼「(でも、残さず全部食ってくれるんだよな…次からはちゃんと塩控えるか)」
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