「ま、愛嘉ちゃん?何この状況」

「しっ!今眞鍋が俺を探してるんだよ。だから隠れてんの」

「だからって何で掃除ロッカーの中?」

「昔から隠れるのは掃除ロッカーって決まってるじゃないですか」

「愛嘉ちゃん、昔から隠れなきゃいけないような事してたの?」

「笑うな」

「てか俺は別に出ても良くない?会長なら俺の事すっかり忘れてそうだしー」

「茶髪は必要なの」

「ふーん」

「…この上げてる手は何?」

「何って、下ろしたら抱き締めちゃいそうだから」

「抱き締めるぐらい別に良いよ。ヤッた仲なのに何を今更遠慮してんの」

「それもそうね。じゃあお言葉に甘えて」

「うん」

「(愛嘉ちゃん細いなぁ…)」

「……」

「っ!?愛嘉ちゃん、お膝で何してるのかな?」

「何って、ナニを勃たせようかなって。密室プレイとか良いじゃない。動けないもどかしさがたまんないよね」

「俺、そんなプレイした事ないわー」

「じゃあ俺がハマらせてあげる」

「ハマッちゃったら毎度愛嘉ちゃんが付き合ってくれる?」

「勿論。って事で早速。声出さないでね」

「はいはい。お手柔らかに頼みます」



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