「ごめん、水谷」


ごめんな水谷。俺、千代ちゃんと恋人になっちゃったんだ。でもな、それは別にお前から千代ちゃんを奪いたかった訳じゃなかったんだよな。むしろ逆的な?千代ちゃんからお前を奪いたかったんだよ水谷。千代ちゃんとどうにかなりたいって気持ちは全然無い。むしろ千代ちゃんは妹みたいな存在だし、そんな対象として見たことなかったし。まぁ千代ちゃんは違ったみたいだけど。俺が好きなのは、どうにかなりたいのは、お前だし。水谷とどうにかなりたいんだよな俺は。でもお前が千代ちゃんにぞっこんなのは知ってたし。そんな水谷を見てるのはすごい嫌だったし、千代ちゃんの事大好きなのに嫉妬してころしたくなるのも嫌だったから、俺考えたんだ。どうやったらこの状態を打開出来るのか?考えた結果、こうゆう訳になったんだけど。これは一か八かだったんだけどな。千代ちゃんが俺の申し出を受け入れてくれないと意味ねぇし。でも良かった、上手くいって。今はまだ千代ちゃんの事忘れられないかもしれないけど、そんなの時間が解決する。それまで待っててな、水谷?そしたら、やっとお前と一緒になれるよ。遠哉のように死なせなんかしない。ず
っとずっと俺と一緒に生きるんだ。病気なんて事故なんて死の原因なんて寄せ付けないように。そしたら、ずっと一緒だな、水谷。ずっと。



最愛による
最悪な行為




120319.
やんでれ春野が水谷の恋路を邪魔するのが書きたかっただけですすみません。

title by カカリア