2012/07/07 07:07


■概要

・公式ルール.65文字以内で書く
・模倣ルール.七年生縛り、平野視点

・いろいろな話がごたまぜに出てきます、何でも来いな方向け。苦情はお控え下さい。


□お題元様

文章修行家さんに40の短文描写お題




注意事項と御題一覧.

(0)

2011/06/03 18:50


あの時俺は   はずだった。

けれど、また春が来て、また俺は、かつての仲間や、あいつと、同じ学び舎に居る。

そうしては、また同じ終わりへと生きていくのだ。



26.死.

(0)

2011/06/03 18:49


終わることのない魂と、どこかの誰かが言っていた。

巡り廻って永久に、御霊の身では不老不死。


“必ず、生きて帰還を−”


もう身体に水は無い。



25.生.

(0)

2011/06/03 01:10


「泣くな」

泣いとらん

「笑って」

俺は笑っとる

「お前は、悪くないから」

そんなことは無い


故郷に照り付ける太陽が、今ばかりは、波の花をからすことを。



24.悲しみ.

(0)

2011/06/02 12:26


「兄様兄様、あれは何でしょう?」

「おい平野、兜被った猫が足から離れんのやが」


兄妹が学園に来た。

見学したいのだという。


「あっシコクちゃん!」

「わふっ」



23.彼と彼女.

(1)

2011/06/02 12:26


「なあ、知ってる?」

「え、何を?」

「この学園に、幻の学年があるらしいんだけど」

「何なのそれ」


それは、彼がまだ、独りぼっちだった頃の物語。



22.噂.

(0)

2011/06/02 12:25


“迷ったのかい男童子”

“情けないねえ泣くのはおよし”

“私達が還してあげるから”


霊場に生まれ、その中でも優しいものたちは守ってくれた。



21.神秘.

(0)

2011/05/19 20:07


泣かせたのは誰だ。

頬にあったのは、流れた涙の跡だった。


傷付けたのは誰だ。

優しいあいつが、笑っていればそれでよかった。


……ころしたのは、だれだ。



20.怒り.

(0)

2011/05/19 20:07


贈り物に、何か買って渡せば喜ぶだろうかとふと思う。


夜の町に咲く花に、己の身には叶わぬ恋よと、光る月を見て焦がれる。


誰が愛しいか教えておくれ。



19.化粧.

(0)

2011/05/19 20:07


「馬子にも衣装…」

「うるさいわほっとけ」

「寺だけに」


無視して、餌の時間じゃー!!と言いながら、おいりを蒔く。鳩が大量に寄ってきた。



18.仕事.

(0)




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