なんちゃってついったぁ
★リアルタイム★魔法界考察★



意識がふわりと覚醒する。暖をとるように布団の中で足を絡ませれば、向こうも気がついたのか抱き寄せられる。すん、と息を吸えば セブルスのにおいがむねいっぱいに広がって思わずくふくふと笑ってしまう。カーテン越しの空はまだ暗い。まだ夜が明けて間もないのだ。
「メリークリスマス」
セブルスの胸の中で囁くと、彼が笑う気配がした。


メリークリスマス!


2017/12/24 04:25



「やだ」
非難めいた声に呼び止められてセブルスは足を止めた。声をかけて来た本人はセブルスの目の前まで寄ってきて、鞄の中のポーチをさぐっている。
「何だ」
「唇から血が滲んでるんですわよ」
取り出したのは貝殻をつかった軟膏入れのようだった。表面には美しい彫刻もなされている。ディアナは蓋を開け、中の軟膏を小指の先にすくって セブルスの口元めざして背伸びをする。
「おい」
慌てて手首を掴んで押しとどめる。ただのリップクリームですわよ、と尚も塗ろうとするので首を振る。自分でできる。
ディアナは納得したように爪先立ちをやめて、小指のクリームをセブルスの手の甲に移した。大人しく自分で塗っているセブルスを見上げながら ディアナが心配そうにつぶやく。
「痛そう… 」
ディアナに言われるまで 乾燥によるひび割れも気付かなかったくらいなので、痛いも何もないのだが。ディアナが自分の変化に気付いてくれるのは嫌な気分はしない。
果たして甘いのはクリームから香る花の香りだけなのか。

リップクリームを送る前は多分こんな感じ。


2017/12/23 22:34



妊娠出産とかどうなってるんだろうな。妊婦健診は? 出産は産院じゃなくて 産婆に手伝ってもらう感じ? 医学的に解除があったほうが安全だと思うけど…。でもドラゴンボールのブルマちゃんみたいに 魔法でスッ…と生まれてしまえば、妊婦はとても助かるのに。
どこかで見かけたけど 魔法族は長命な分 出産率が低いとか。妊娠しにくい構造なんだろうか。


2017/12/22 21:03



癒者の能力は自己治癒力を高めたり、呪い破りをしたり そういう能力に特化しているんだろうとおもっている。マグルの医学のように顕微鏡観察などで病原菌を特定して新薬を開発する、という地道なイメージがない。

2017/12/22 20:59



ディアナさんは美味しい!と思えばそれだけの価値をつけるし、口に合わなければ最低限のお金払って帰るんだろうな…とゴチバトルを観ながら思う。お安くても 美味しければその分チップで弾む。
セブルスは食べる所作が綺麗なんだろうな。ナイフとフォークを扱う指先とか。アイリーンはそういう躾はしっかりしそう。プリンス家のラストプリンセスなので。


2017/12/21 22:09



メインのお相手がセブルスなので、romではあまりセブの内心の書込みをしたくないのです。読者それぞれの心にいるセブで内情を想像してほしいというか…全てを悟らせないのがセブの奥ゆかしさというか。
でもさ、こんな辺鄙なところにあるサイトにくるってことは 管理人の書く世界観を見にきてもらってるんですよね? うちのセブほんと根暗というか 卑怯な大人になので いい?それでもいい? じゃあ書こ。


2017/12/17 11:04



「ポエナ!」
わたしの後ろで花を拾い上げていく仕事をしていたしもべ妖精が、ある日他にかわっていた。慌てて帰宅した父のローブに追いすがる。
「お父さま ポエナは どうしたのですか?」
「ディアナ、まずお父さまにおかえりのキスではないのか?」
「んっ」
抱き上げられて外気で冷えた薄い頬にキスをする。不安そうにゆれるその瞳をみて ルシウスは肩をすくめた。
「あいつは靴磨きを任せている…ポエナがどうかしたのか?」
「ポエナは ディアナのです!ディアナのナニーです!」
「ずいぶん懐いている…。しもべ妖精ごときに入れ込んではいけん」
「でも」
他のしもべ妖精は畏れながらディアナを見るのだ。ポエナだけが慈しむように接してくれる。安心して身の回りを任せられるのは彼女だけだった。それを上手く伝えられないで 愛らしい顔を涙で歪ませていくディアナを見て、チョロい父は眉尻を下げた。
「しかしだな」
「じゃあお父さまに けっとうをもうしこみます。私が勝ったらポエナをください」
ゴブストーンで勝負です!といきり立つディアナに面白い、とルシウスは乗った。そしてまんまと負けてしまう。しもべ妖精の契約の関係で成人するまではディアナ専属とし、成人後に正式に譲渡されることになる。

という裏話があったり。


2017/12/15 23:53



rom 盛り込みたいけどめっちゃ長くなってしまうから 書いては削ぎ落とし、取り繕っては書き直しってしていると全然すすまない…。ごめんね、今アップするストックもない状態なんだ…
更新はしたいからなにかリクエスト祭りでもしようかな。こんな辺境のサイトに通ってくれてる人いるのかしら。


2017/12/15 22:51




「いいのよ、ただ知っていて」
「知っていてと言っても…その腹はどうするんだ」
「産むわよ」
産みますとも、とディアナは口をひき結んで胎をなでる。その視線は愛おしそうに中にいるのだろう子どもをみている。
「では…」
「あなたは、いいの。だって、」
せっかく自由になれたのに。そう言って見上げて来た湖畔の色をした瞳は何とも言えない感情をにじませていた。頼りたい、頼れない、愛おしい、期待、不安ーー。
セブルスは愛おしくなってディアナを引き寄せた。ようやく自由になれたのに離れるというのか。
「子どもの父親になる気はない。ーーいや、わたしがそういう良い家庭ではなかったから想像が付かん」
許せ、とディアナを掻き抱いて 髪に顔を埋めて吐露する。
「しかし、お前と暮らす覚悟はある。ーー子どもが生まれるまでは暫くあるだろう、せいぜいその間に父親になる準備をしておこう」
「でも、セブーー」
「言わせるのか?ーーディアナ、共に在ろう。君と生きていきたいのだ」


2017/12/10 19:42



JKR女史の創作の世界なのに、考察でリアルを求めてしまう自分が悪いんだ…マグルと魔法界の医学の関係性ってどうなってるんだろ。たとえば小児がかかるような流行病(おたふくやらアデノウィルスやら)。予防接種という概念は魔法界にはないのだろうな。医者を「体にメスを入れる野蛮人」というのだから、予防接種は「体に針を刺して病原菌を入れる荒療治」なんだろう。どこの自然派ママだよ。

2017/12/09 20:57



マグルの医学と魔法界の癒術、どちらがすぐれているんだろう。

2017/12/08 21:57



アジア圏では闇の魔法使いたちの人気が高いのだという話をきいて、じゃあ英語圏ではジェームズたちの方が人気なのか…と。ジェームズのノリ、行き過ぎてて怖くないですか。苦手というか。苛烈すぎる。
ジェームズも純血一家のボンボンのはずだから、色々苦労も多いはず(相手を思いやれる心を持っている紳士のはず)だと勝手に思っているのだけど。


2017/12/08 10:39


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