読みかけの本を読もうとするレイと、レイに構ってほしいシン。 そしてシンは熱い炎を燃え上がらせた。 「良い子のみんな!! サンタは好きかーッ?!」 「俺は良い子じゃないしサンタも好きじゃない」 しれっとレイは言い切ります。 あっさり拒絶され、シンは行き場の無い闘志をたぎらせました。 まあ彼も、レイがこの手のノリに着いて来てくれるとは思っていません。 それでもちょっとくらい構ってくれるかなー……なんて熱血してみたのですが。 「……なあ、レイ」 「ん?」 「俺達、友達だよな……?」 あまりにも冷たい仕打ちに、シンはおどおどと訊いてしまいました。 「……さあ?」 返ってきた答えは、シンの精神に稲妻を轟かせるのでした。 +++++ 結びのコトバ 何だかんだ言ってるけど、仲良しの二人。 「さあ?」って言ってるけど、ちゃんと仲良し(笑) |戻る0| -34/73- |