欠員が出たらサンタdaファイブに入れると知ったシンは、ターゲットをアスランに絞った。




「サンタレッド、覚悟!」
「ま、待て! 止めろ、シン!」
「あんたを倒して、俺がサンタレッドになるんだ!」

シンは、燃えていました。
サンタになるため、下克上を打ち建てようとしていました。
巻き込まれたアスランは、たまったものじゃありません。

「冷静になれ、シン! ラクスも! 少しは止めてくれ!!」

が。

「シン、頑張れー」

無情にもシンを応援する歌姫の表情で、アスランは気付きました。


「〜〜ッお前、ミーアだなああッ!!」


ラクスと思いきや、そこにいたのは彼女の秘書兼影武者・ミーア嬢だったのです。
悟られた彼女は「べーっ」と舌を出し、再びシンの応援を始めました。


アスランに、味方はいませんでした。




+++++
結びのコトバ
アスラン絶体絶命(笑)

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