シン×ステラ 「ステラ。ステラが体験した『心が温かくなる話』って、どんな?」 「ステラの……こころ、あたたまる?」 言ってステラは小首を傾げる。 心が温まる話。 ステラにとって、心が温まると言えば、 「ステラ、こわいゆめ、いつもみるの」 「うん」 「そのたびに、ネオが、よしよしって、あたまなでてくれるの」 「うん」 「いっしょに、ねてくれるの」 「う――ぅええっ?!」 相槌を打とうとしたシンの顔が豹変した。 どんどん顔が青ざめていく。 「ステラ……すごく、うれしい……」 そんなシンの様子に気づくことも無く、ステラはうっとりと、ネオと添い寝する幸せを思い出すのだった。 -end- 結びのコトバ シン、ネオにやきもちを焼くの図。 - 56 /69- |