アウル×ルナマリア



「アウルって、どんな時に『心がほんわか』する?」
「いきなりどーしたのさ」
「んー……さっきメイリンに聞かれたんだけどね、アウルはそういうのあるかなーって」
「……ルナは?」

キョトン、とアウルが聞き返す。

「え、私?」
「そ。ルナの『心がほんわか』する時は?」
「いや、今、アウルの話を聞こうと……」
「人に聞く前に、先に自分の話をするべきじゃねーの?」

アウルの話も最もだ。相手に名を尋ねるは、まず自分から名乗れ、という話もある。
が。

「私はアウルの話が聞きたいの!!」
「何で怒るんだよ!!」

アウルの話が聞きたいルナマリアと。
ルナマリアの話を聞きたいアウル。
二人の話は――なぜか、平行線を辿った。





end
結びのコトバ
チョ短編書いている内に思いついた他CP物語。
我が家のアウルとルナは、変な所で衝突します(笑)

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