おまけのチョ短編

その時二人の胸に灯っていたのは、どうにもできない悲しみと、やり場の無い悔しさ。

前者はミリアリア。
後者はディアッカ。

大切な人を奪われたミリアリアと、投降するより道の無かったディアッカ。

だから悲しくて、だから悔しい。

強すぎる感情は大きな力を生む。
二人とも、その場の誰にも負けないほどの想いを抱えていた。

ゆえに見つけあったのかもしれない。
痛みを持つ互いの存在を。

ミリアリアがあの通路に出たのも、その時ディアッカが搬送されていたのも、全ては必然の産物か――



from〜必然〜


結びに一言
8/27UP
二人が出逢った事、それもまた……必然。

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