(主チェレ甘、少し無理矢理でもラブラブ)

君がかわいすぎるから





「チェレン、好きだよ。」
「あっそう」

冷たいチェレンに対し、
慣れたようにあははと笑う


チェレンが自分の事を好きな事なんてとうの昔から知っているトウヤ。
照れ隠しだってすぐにバレてしまう

その見透かしたような態度が気にくわないのか少しぶすっとしたような態度をとるチェレン



「そんなに怒んないでよ、かわいい」
「馬鹿じゃないの、それに別に怒ってなんか…………ひ、っ!?」


そっぽを向いていたチェレンの首筋を後ろからつうーっと指先でなぞる


「あいかわらず首筋弱いね」
「な…っ……!!」


危機感を感じ逃げようとするチェレン。それより一足先に、背後から両腕でがっちりと胴をつかまれ逃げる事は不可能になる


「離して、よ…!……や、あっ」
「んー、やだ」首筋をトウヤの舌が這うと、自然に甘い声が漏れる

空いている片手で声を抑え、もう片手でぐいぐいと抵抗するが拘束が解かれる気配は無い


「あ、声、駄目だってトウヤ……!父さんも母、さんも、…………ひぅっ!」

此処はチェレンの家。
今日は二人で遊ぶとチェレンの両親も了解済みの事


「大丈夫だよ。遊んで、暴れて騒いでるだけならいつもの事でしょ」
「なにそれぇっ…んっ」

「だっていっつも俺の家だし、たまには」
「やっ……でも………!」


首筋への愛撫により体の力が抜けてきたチェレン。
それにいち早く気づくと、腰をぐいっと引きチェレンのベッドへと押し倒す

「ちょ、トウヤ…!!本気!?」
「期待には答えないと。」
「誰が期待なんて………っ」


押し倒されてもバタバタと抵抗するチェレンの上に股がり股関に手を伸ばす


「だって、なんか窮屈そう」
「触んないで……っ、!」
「脱がせてあげる」
「やめ…………!!!」

ズボンの上からでもわかるように膨らんだ箇所を、優しく撫でる


「あ、あっ、ん、ふ!」



素早くベルトを外し、呆気なく開いたファスナーと同時にズボンとパンツを一気に降ろす

「あ、……あ………」
さらけ出されたそれははりつめたように突起していて、冷たい外気に触れるとぴくんと震えた

「も、や…あ………」

羞恥心で涙がこぼれる。
うるんだ瞳と赤らめた顔、それを震える手で覆う仕草全てがトウヤの被虐心を煽っち


「チェレン、溜まってたの?」

「……………」

「ああ、もしかして、最初からこうなる事期待してた?」

「そんなわけ…」
「ない?じゃあ、いつもと違うシチュエーションに興奮したとか」
「………〜〜…っ」
「照れなくていいのに。顔見せて」

聞く耳持たずのチェレン。
顔を限界までそむけてトウヤの方を見ようともしない

そんなチェレンの性器を、ぎゅうぅ、ときつく握る


「い、あ…っ……!!!」


痛みで顔をしかめるチェレンを見、トウヤは力は緩めずに手をゆっくり上下にと動かす


「う、んううっ!、あっ!」
いきなりの強い刺激に、腰がガクガクと震える

その無理矢理な愛撫から逃れようと抵抗するも、手で口をふさいでいる上に体の力も抜けなかなか上手くいかない、トウヤの思うままになってしまう

「ふっ、やっ、ん!!んうう!!」
「チェレン、すっごい気持ち良さそう」

「あ、っ!んんっ、や、め!」

「…やめたい?」



そう言って、ぱっと手を離す

チェレンは息を乱しながら驚いたように、目をトウヤに向けた


「え……、なん、で……」
「チェレンがやめてって言ったからね」
「……ぁ…、…………」

何も言い返せずに、イく事のできなかったもどかしさに体をよじらせる


「そん、な、……」中途半端に愛撫を終わらせられたせいでじんじんとうずく下半身、思い切り触られたい衝動にかられても羞恥心がそれを阻む。―でも、




(………も、無理、
イき、たい……っ…)




「トウ、ヤ、」
「なーに?」
「ぁ、……い…イき、た…い」
段々小さくなる声

「イキたいの?」
「ん、…う、ん、…………、」


半泣きのチェレンをなだめるように頭を撫でながら優しい顔で笑うトウヤ。
チェレンの上から降り、チェレンを抱き起こして二人向かい会う体勢
安心したチェレンはトウヤの首に手をのばす

トウヤもチェレンへと顔を近づけ、耳もとでささやいた


「ね、チェレン、イキたいんだよね」
「あ、ふっ………う、ん…」
「じゃあ、イカせてあげる。チェレン、また仰向けになって?」

「はや、く……」
言われるままに仰向けになり、トウヤを見つめる

そんな姿見て怪しく笑う
トウヤ

「トウ、ヤ………え、ちょ、っと……なに…?」

いきなり足をつかまれると、チェレンはガバァッと足をM字に広げられる


「や、あっ!!!やめ、そんなの!!」
「良い眺め、かわいい」
「やめて、離しっ………っ!!」

抵抗していると、無防備なアナにいきなり指が一本挿入される

「ひ、やあ………やめ、痛………」
「チェレンがイキたいって言うから、イカせてあげるんだよ?……後ろで、だけど。」
「やだ、イケなっ……」

「大丈夫だよ、もうさっきのでココはトロトロだし。
…それにそろそろ後ろだけでイケるんじゃないかな」
「む、り、そんなの……!」

「あんまりうるさいと、気にしたおじさんおばさんにこんなトコ。見られちゃうよ?」
「!!!」

チェレンが動揺している隙に、一気にもう二本指を挿入し、それをバラバラに動かすと、ぐち、ぐち、という淫らな音が室内に響き渡る


「ひ、やぁ、あっ!んっんっふ……!うぅ!」

自分の口をふさぎながら、指の攻めに必死に耐える

トウヤといえば、楽しそうにそれを眺めながらチェレンの良いトコロを探っている

「あ、んっ、ふぅ!……や、きつ…………………ん、んああっ!!、ふ、う!うぅ!!!」

先ほどまでとは違う反応にトウヤはまた薄く笑い、そのチェレンが反応にした箇所を重点的に攻める


「う!ん!ふ、ああ、んんっ!!」
「ここ、イイの?」
「う、あっ、や、んんっ」
「答えらんない位にキモチイイんだ、チェレン」

「や、も、だめ、えっ!!」


ぐりっ、とそこをえぐるように指で円を画く

「っっ!!!!」

体がふわあっと飛んでいくような感覚。それと同時に、ビュクッと白濁液が放出される

「あ、あ、あ………」
「わ、本当に後ろでイケるようになったんだね。」
仰向けに、M字に開いた足のせいで放出した精液はチェレン自身の顔へかかっている

「しかも、指で。チェレン…エロい」
「な、………」


「次は、俺がイク番。」


まだ放心状態のチェレン
状況をうまく理解できていない

トウヤはもう我慢できないといった表情で自分のズボンを降ろす


「もう十分だよね」
「え、や、なに、す…………んんっ!!」
「…少し、キツイ……かな……熱い、チェレンの中」

(おお、き、………………!!)

ゆっくりと挿入されるそれ

指とは比べ物にならない質量。
痛みで頭がクラクラすると同時に、快感の波がチェレンを襲う


「あぅ、ん、ふああっ、深、…!」

「ごめん余裕無い、動くよ」
「ふっうっ、あぁっ、んっ!!」

段々と速度が上がっていくその運動

チェレンの中に痛みなどとうに消え失せ、口を塞ぐのも忘れて快楽に麻痺する体をただトウヤに預ける


「あっ、あっ、ひうっ、トウ、ヤぁ!、あ!」
「チェレン、声…」

「や、も、無理ぃっ、んんんっ!」

「チェレン大好き、……も、出す、よ」
「あ、ぼく、も!好き……っ、だいす、き…っ…ぁ、ああああっ!!」











「ごめん、遊びのつもりが抑えきかなくなった。」

こっちを向いてくれないチェレンの機嫌を気にしながら声をかける

「………………」
「だって、チェレンが可愛すぎたから…」
「……………………」


相変わらずそっぽを向いたままのチェレンに諦めたようにため息をつく

「………………ごめん、もうしないから」
「…も、いい」
「え?」

「もう、良いよ。
ぼ、僕も……ほんとは気持ちよかった……し………えっと…………」
「……………?」
「もう、しない、………の?」

うつむいていても、顔が赤いのがはっきりとわかった。
珍しく素直なチェレンに、諦め気味だったトウヤの顔に笑みが戻る


「いや、チェレンが、いいなら」
「ぼっ、僕は別に!…今日のだって、嫌、なわけじゃ……なかった……し…」
「…………………」
「……ただ、やっぱ……此所は、ちょっと……………」「…………………チェレン…」
「…なに、?」



「可愛い。すごく可愛い。大好き。」

「何、いきなり!!」

「あーもう、可愛いすぎて俺我慢できない。やっぱチェレンが悪い。」
「えっ、ちょ、何、」

「第二ラウンド」


「うあああああ?!!!」




end




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