(宮風、軽シリアス・ヤンデレ・無理矢理・玩具)


あなたが、悪いんだ










「ふ、ぐっ……んんっ…!……………んう、!」


暗いホテルの一室に
響き渡るくぐもった声

声の主は両手足をベッドに拘束されていて、口にはボール型のギャグを嵌めている



赤くなった乳首にはローターが左右1つづつ固定されていて、微弱な振動を続けている

拘束されているせいで、自由がきかず開きっぱなしの足。
その奥の穴には細身のアナルバイブが埋まり、これもまた弱い動きしかせず、責められている人間をいたぶるようにじらす



「ふ、ぅぅ゙………っ!…………んんっ………」

そのイクにイケない責めに悩ましく悶えるしかない


(みや、さ、かぁ……っ!)

「…ん、…ふうう、ゔ!」


あまりの無力さに、自分をこのような姿にした当人の名前を呼ぶのは、風丸。

しかしそれは声にならない後輩である宮坂にこのような姿にされ、弄ばれている。涙をたたえた瞳で鋭く睨み付けると、宮坂は変わらない笑顔のまま風丸の長い髪をするりと撫でた

「ああ、風丸せん、ぱい………、綺麗です、その瞳……あなたのすべて………」

無邪気な笑顔。
共に陸上部で走っていた時と同じ笑顔

その前でこんな姿で悶えている事に羞恥が高まる


(なんで、こんな事…
なんで俺がこんな目に…)

「なんで俺が、って顔ですね。そりゃそうですよねえ。
自分になついていた後輩にホテルでこんな、いやらしい事………」

そう言って、宮坂は風丸の内股を つつつ、となぞる

「んふう、ううっ…」

「知ってます?こういうホテルって、裏口使えば匿名・年齢確認無しで入れるんですよ、金次第で」

緩い刺激が続いている中、その新しい小さな刺激はそれだけで風丸を翻弄する


も、無理だ………っ
イキ、た、イキたい……!


「乳首とアナだけですよ、今触れてるの。それなのに、こんな……限界みたいですね?」

ふいにバイブを掴み、円を描くようにぐるうりと回した


「んふっ、ぅゔっ!?」

初めて異物を受け入れたソコはまだ慣れておらず、酷い痛みに襲われる

「まだキツかったですねえ、まあ風丸先輩、淫乱っぽいしすぐ慣れますよ」

「ふんん、ぅう!!」

何か不満を言う風丸に容赦なく、深く浅くとバイブを抜き差しする

「ん゙!ふ!う、ぅ゙!!」

痛みの中、時折、イイ所をえぐってくる無機物


「ふ、……うゔゔっ!?」

「ココですか、先輩………あは、これでもう、イキそうですね。」

宮坂は玩具から、
ぱっと手を離す

ようやくイケそうだったのをまた寸土めされ、風丸は目眩を覚えた



「本当なら、尿道にもバイブ突っ込んで後ろも出力最大にしてカメラで撮って放置したい所なんですが」

「…………っ…!!」


掴み所の無い笑み、風丸は顔をひきつらせ涙をこぼす

「俺、風丸先輩の事大好きです。
そこまで酷くはしませんよ、傷つけたくないですから」

そう言って、そっと嵌めていたギャグを風丸から外した


「げほっ、お、ぇ………ぅゔ、おま、え…………」

むせかえる風丸

手足はそのまま


「…あなたが、風丸さんが悪いんですよ………?

ずっと慕ってきた。
一番、大好きでした。

それを、裏切った……」


ふふふ、と不気味に笑う


「悪かった、悪かった…からぁっ、……………みやさ、か………も、無理ぃ……みやさ、かあ!!!」

「謝らなくても、あなたが選んだ道なら俺は応援します」

「ならなんでっ……」

「ただ単に、風丸先輩が俺の物になればそれで良かった。
先輩が俺から離れるから、こんな強行手段とらなきゃならなかったんだ………」

「みや、さ、か」


呆然とする

復讐ならともかく、最初から俺の事だけが目的だったなんて


「ああ、その顔イイです…
そんな風になっても、下だけは立派に勃ったままなんて、さすが先輩」

「…あ、ぅ……言う、な…………」

あまりの羞恥に顔を覆おうとしても、腕の自由はない


まだずっと続いている機械からの愛撫に、歯だけを食い縛り、ひたすらあふれる涙を抑えようとする


「イキたい、そうでしょ?
俺がよくしてあげるから。これからずっと。」

「ひ、……ああ、宮坂、おねが、イカせ…て……触って、くれ、ぇ…っ………」


羞恥と欲望の狭間で、風丸の理性は飛びかけていた


「俺のが欲しいって言ってください。先輩。」

「宮坂、の………」


細身のバイブで擦られただけでも強力な快楽を得られたのに、それより数倍太く長いそれにえぐられたらどうなるだろうか

絶頂目前の体は、それを考えるだけでも果ててしまいそう

「みやさ、か、の、欲し………っ、おねが、早くっ…!」

「先輩の、淫乱」

入っていたバイブが、ずちゅ、と音をたてて抜けた

「ひぃ、んんっ」

「挿れますよ?バイブ挿れる時のローション残ってるから、大丈夫ですよね」


ず、ぬ、ぬ、ぬ、

宮坂のモノがゆっくりと押し入ってくる

「う、ぁ゙……で、かっ、あ……………ひ…!…」

「うわ、先輩、キツい、」

宮坂自身を締め付けるように動めくソコに、思わず唾を飲む

「この体勢じゃ、うまく入んないですね……しょうがない」

てきぱきと足枷を外し、
自由になった風丸の両足を持ち上げ、膝が頭の隣にくるような体勢にさせた

いわゆる、まんぐりがえしの状態


「や!、だ、このかっこ…っ…恥ず、か、し……っ!」

「先輩にこれ以上何を恥ずかしがる必要があるんですか。………よし、」

「ひ、ぐ…ぅあっ…!?
ふ、か、ぃい……っ!!」


むき出しのアナにまた挿入が開始される


「動き、ます…っ」

「ん、あっ、ぅ゙!
ひゃ、やぁっ!や゙!」

ああ…………すごく、イイ……っ…


内壁がえぐりながら、深くまで届くそれは確かに風丸に酷くイイ快楽を与えていた



「あ゙、だめ、ぇっ!

も、むり……っ、うあっ、ん、ぁああ゙あ゙っ!!」


風丸が限界なのをさとった宮坂は、最後にいっそう深くを思い切り突いた


「う、ふぁあああぁ゙あ゙あ゙っ!!!」



喉をのけぞらせて、思い切り射精すると、風丸は意識を飛ばした




「離さないです…ずっと……、ね?…先輩……」



乱れた風丸の髪を撫で、

宮坂はふふ、と笑う



「先輩、大好き」








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