誰かがかわりに…の段その後






「久々知ー!」

先程聞いたばかりの声が校庭に響き、兵助は足を止めてきょとんと振り返った。

「七松先輩? 草むしりはどうしたんですか?」
「なんだか三年生の奴が変わってほしいというから代わった! 一緒にランニングしよう!」

快活に笑う小平太の言葉に一瞬考えるも、三年生と代わったのなら草むしりの心配もしなくて良いだろう。
ランニングもなかなか良い気分転換になっていたし、断る理由もない。
兵助は笑って頷いた。

「その後で組手を頼んでもいいですか?」
「ああ、もちろん! 行くぞー! いけいけどんどーん!」
「いけいけどんどーん!」

完璧に雑念が吹っ切れた兵助と小平太が長屋に戻る帰り道、三年生に頼んだはずの草むしりは何故か乱太郎きり丸しんべヱの三人がやっていた。








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ちょっと書きたかっただけですごめんなさい。



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