七日目

七日目・昼

【七松小平太】が死体で発見されました。


鉢屋「雷蔵うう……」
中在家「もそ……」
食満「まあまあ、ゲームなんだから」
竹谷「そう落ち込むなって」
久々知「そうですよ……このゲームが終わったら、みんなでどこか食べに行きましょう」
食満「久々知の奢りで?」
久々知「なんでやねん」
竹谷「はは、まあ、そうしようぜ。作法委員とか、ほとんど出番無かったもんな」
中在家「ああ……」

久々知「……それはそうと、もしかしたら呪殺成功したかもしれないんです……!」

全員「!」
竹谷「じゃあ、七松先輩!?」

鉢屋「待て。私も七松先輩を噛んだんだ」

中在家「……?」
食満「……久々知が狐かもしれねえってことか」
竹谷「え、え?」
鉢屋「つまり、私が噛んだのに、あたかも自分が呪殺したかのように被せてきたっつーこった」
久々知「今日自分が吊られるからって俺を巻き込むな。昨日雷蔵が吊られた時点で七松先輩しか占う人はいないんだから、言いがかりもいいとこだ」
食満「そうだなあ……それはちょっと無理があるぞ鉢屋」
竹谷「グレーは七松先輩だけだったもんな。被ることもあるか……」
中在家「小平太が狐か……」
鉢屋「や、けど! 四日目、こいつのこと噛めなかったんだ」

久々知「三郎……そんなに俺のこと嫌いなのか……」
鉢屋「ぐっ! ちげえよ! ゲームの中での話だろ!」
久々知「だって雷蔵には甘々だったじゃないか……お前は最後まで俺のこと疑って……」
竹谷「へ、へーすけぇー! 泣くな! 三郎は狼だから仕方ねえんだ、ほら、今日兵助を狐に仕立てあげれば自分は吊られなくていいし! な、三郎!」
鉢屋「お、おう……悪かったって」
中在家「しかし、四日目噛めなかったのは……」
食満「俺だ。狩人カミングアウト。結構初っ端から久々知を真めに見てたから、とりあえず大体久々知を護衛してた」
久々知「食満先輩ぃ〜! ありがとうございます……!!」

鉢屋「……!」

竹谷「三郎、観念しろ」
中在家「鉢屋の負けだ……」
食満「まあ、けど一人でよく頑張ったな。結構残った方じゃねーか」
久々知「うん、三郎は凄いな」
鉢屋「っ、兵助の阿呆!」
久々知「えっ」
竹谷「終わったらみんなで飯食いに行こうな!」
食満「おう。結構楽しかったぜこのゲーム」
中在家「またやりたいな……」
鉢屋「……そうですね。お疲れ様でした。勝利おめでとうございます」

平「……では、投票お願いします」


七日目投票結果

誰が(獲得数)→誰に

中在家(0票)→鉢屋
食満(0票)→鉢屋
久々知(0票)→鉢屋
竹谷(0票)→鉢屋
鉢屋(5票)→鉢屋

投票の結果、【鉢屋三郎】が処刑されました。


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