「ジェームズとね、」って眠る前リリーはジェームズと一日あったことを話してくれる。ジェームズの話するリリーは可愛くてふわふわした気分になるからいつの間にか寝ちゃうんだけどね。
「…それで、そういえばあなた達はどうなの?」
「え、何が?」
「もう、クリスマスの予定のことよ!」
「ああクリスマスね…なんかスネイプそうゆうの興味なさそうよ。」
あなた達って…、とリリーは大きなため息ついた。
「ていうかあなた、いい加減彼のことファーストネームで呼びなさいよ、恋人なのに変よ。」
「え、スネイプを名前で?」
スネイプの名前とか知らないんだけど、またため息つかれるから言わなかったけど大体スネイプなんかあたしのことおまえ呼ばわりで名字ですら呼んでくれないのに何であたしが名前で呼ばなきゃならないんでしょうか、(でもスネイプがどんな名前してるか気になったからこっそりレポートの名前欄みてやった!)
「…セベルス。」
「誰だそれ僕はセブルスだ。」
「ふぅん。」
セブルス。いい名前だ!
「ねぇスネイプはあたしの名前知ってる?」
「………………知らん。」
「あ、知ってるんだ。じゃあ何で呼んでくれないの?」
「別におまえをどう呼ぼうと僕の勝手だろ。」
「照れ屋もここまでくると病気じゃない。」
「、付き合うとか初めてなんだから仕方ないだろ。」
「何それ、照れる!じゃあ一回呼んでみてよ、せーの、」
「おい!」
「プラトニック・ラブって言えばなんでも許されると思ってるの?」
「…………っ。笑うな!」
「あはは!」
きみの方が真っ赤だ