10月16日

それは私にとって一年で1番大切な日…


と、言っても過言じゃない。


だって今日は…



大好きな彼氏の誕生日だから!!!




でも、今日は日曜だから彼氏の悠一郎は部活がある…


部活が終わるまで会えない…



ホントは朝1番におめでとうって言いたかったケド、これは我慢!


だって私は野球を頑張ってる悠一郎が好きだから///









夜になり、悠一郎から部活が終わったとメールが来たのでいつも話す公園で会うことになった。


小さい頃、よく遊んだ公園。



急いで支度して、今日のために選んだプレゼントを持つ。


もう秋も深まって夜なんかはすごく寒い。


『あぅ…寒い…』


うわなにこれマジで寒いですw




でも、次の瞬間そんな寒さも吹っ飛んだ




「よっ!りんご!!」





そこに太陽みたいな悠一郎がいたから…





その太陽みたいな笑顔で私を見つめて笑う悠一郎に会えたことがうれしくて、自然と顔がほころぶ


と、思ったら…




ーーぎゅぅ…




抱きしめられた




『悠一郎…?どうしたの?』


急に静かになった悠一郎に不安気に尋ねて見る…



「ん〜…ちょっと待って、充電中!」



『は、はぁ…』



なんだよそれw




「りんご不足だったんだよ!
あ〜…生き返る」


なんか、さらっと恥ずかしいこと言うなぁいつも…

それに…



『昨日も会ったじゃん』


「なんだよ〜冷たいなぁ
今日は朝から会ってねぇだろ?
あぁりんごが足んねぇ〜」


悠一郎の言葉にまた顔がほころぶ。


あぁ、私ってば悠一郎がいなきゃダメだなぁ〜なんて思う。


悠一郎がいなかったらきっと私もいないんじゃないかとも思ったりする。





「あ〜俺、りんごがいなきゃ無理だな
りんごがいなきゃきっと俺もいねぇ…
ってなんか変だな!!」



ニシシっと子供みたいに悠一郎が笑う。



私はと言うと…
同じコトを考えてたコトに驚いて目を丸くする…


変じゃない。


『変じゃないよ。悠一郎。』


「んー?」


悠一郎が抱き締めるのをやめ私をその大きくてキレイな瞳でみつめる…


『私も、同じコト、考えてたから…』


今度は悠一郎が目を丸くする…



『私も、悠一郎がいなきゃダメだと思う…
悠一郎がいなかったら私もいない…!


だから…






生まれて来てくれてありがとう!!』




今度は私が満面の笑みで言った。





ーーちゅぅ…






「おぅ!あたりめーだ!!ゲンミツに!」




悠一郎からキスをもらい目を開けるとそこにはいつもの笑顔で満足気に笑う悠一郎。




『誕生日おめでとう!!悠一郎!』




ありがとう



今日と言う日に感謝します






(はい!プレゼントをどーぞ!!)


(プレゼントはりんごがいいぞ!!)




☆あとがき

田島くんHappyBirthDay!!

誕生日おめでとう!!




間に合った〜w


今年は日曜日なので、ちょっと色々悩んだらこんなのになりましたwww


読んでくださったりんごさんどうもありがとうございました!



2011.10.16


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