“今日部活ねぇから。教室で待ってろ。”
なんじゃこりゃ。
昼休み、元…じゃなくて『榛名先輩』からメールがきた。
相変わらず俺様だなぁ。
元希とは幼馴染で年はひとつ離れている。
元希が居るからって訳じゃないけど私も武蔵野にはいった。
あいつはいつも俺様で人のコトなんか考えてない。
『遅い…。はぁ。』
なんやかんや言ってもこうやって待ってしまう私も私だ。
きっと元希が好きなんだろう。
誰もいない教室。
窓の外を見ると、いつも居る野球部が居なくてちょっとさみしかったり……
「なぁーに溜息ついてんだよ?」
聞き慣れた声と頭に乗せられた手。
見上げるとやっぱり元希が居た。
『遅いよ。ばーか。』
「おいてめぇ俺は先輩だそ?」
なんだコイツは。
『はいはい。で、榛名先輩、』
「2人きりだから、元希でいいぞ。」
自分から先輩とか言っときながらコレか。
『はぁ…で、どーしたの?』
なんのために私は待ったのか、教えてほしい。くだらん理由ならぶっ飛ばそう。うん。←
「あぁ、お前…
俺と付き合え。
拒否権は、無しな?」
拒否権無し、当たり前
(お前は俺のもの。)
(もうほんっと俺様だね。)
(嬉しいだろ?)
(そうだね。あたしも元希好きだし。)
(…っ////)
☆あとがき
どうもこんにちは!
菜義です。
榛名さん初夢!
俺様でツンデレな榛名さんが大好きな管理人です。
駄文を読んでいただき、
ありがとうございました☆