5 合宿
「やっべ!!昨日オ●ニーすんのわすれた!!」
「おい田島!!」
ガヤガヤ…
あぁ、悠一郎ホントなに言ってんだろ…
今、西浦野球部はバスで合宿に向かっている。
そして今、爆弾発言したのは他でもない悠一郎だ。
って、言うかさ…
なんで、私がここにいるのだ!?
『ねぇ、千代ちゃん。私ホントに来てよかったの??』
「何言ってんの〜良いに決まってるよ〜!」
『でもでも、私マネジじゃないんだよ?部員でもないし…』
このやりとりは本日何回目なのだろうか…
「もう、りんごちゃん!何回も言ってるでしょ〜?りんごちゃんが必要なんだって〜!それに昨日、監督も…」
「そうよ!りんごちゃん!」
監督が入ってくる。
びっくりしたぁw
「昨日も言ったけど、ホントに来てくれて私たちはすごく嬉しいのよ?千代ちゃんも一人じゃ大変だし…それに、りんごちゃんが居ないと、田島くんが…ねぇ〜」
監督と千代ちゃんが顔を合わせてくすくすと笑う。
悠一郎がなんだって言うんだろう?
そのとき…
「りんご〜っ!!俺の隣来いよー
!!」
悠一郎が私に向って叫んだ。
『えぇ〜。私千代ちゃんと座ってるんだケド…』
「いいよ〜りんごちゃん行っておいで(ニコっ」
おおー
千代ちゃんの笑顔が眩しいw
『ゴメンね〜じゃあ、ちょっと行ってくる!』
「りんごーーはーやーくーっ!」
こうして合宿がスタートした…
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