振り向きざまに「「「ありがとうごさいました!」」」
塾の今日最後の授業が終わり、帰る支度をする…
すると、
「りんごちゃーん!ちょっとコッチ来てくれへんー?」
後ろの方で志摩くんの呼ぶ声がした。
志摩くんはニコニコしながら手を振っている。
『いいよ〜
今行くねー!……って、うわぁっ!』
席を立ち、志摩くん達の所に向かおうと思ったら、誰かに手を引かれ後ろに倒れこむ。
すっぽりと、その誰かの腕の中に収まり上を見ると見慣れた顔。
「おい……」
見慣れてはいるものの、かなりムスっとした幼馴染で彼氏の顔…
ちょっと可愛いなんて思ったりして…w
って!!!
『りりり燐っ!///みんながいるのに恥ずかしいよっ////』
ここは塾ってコトを忘れてた…w
「っわ、わりぃ!///」
それは燐も同じだったみたいでw
ばっ、と私を放して顔を真っ赤にする。
でも、腕は掴んだままで…
「2人とも見せつけてくれますねぇ〜!
てか、りんごちゃん早く〜」
後ろでまた志摩くんの声がする。
『燐、すぐもどって来るから!ね?』
「お、おぅ…」
燐はやっと腕を放してくれた。
そして私は志摩くんの所に行こうと燐に背を向けた…
その時…
ーがしっ…
燐にまた腕を掴まれた。
少しイラっときた私は振り返って燐に…
『ちょっと燐っ「ちゅっ…」あっ…』
何も言えなかったw
〜振り向きざまにキスをして〜
(おい志摩!りんごは俺のだぞ!)
(わ、分かってますさかい!俺は杜山さんのコト聞きたかっただけやのに〜)
(///////)
☆あとがき
なんやこのグダグダ感w
えっと、そのゴメンなさい(/ _ ; )
2011.10.26