(少々エロス有り)


私はとことん派手なものに手を出した。
中でも私はSkull(頭蓋骨・骸骨)を好んだ。元々嫌いじゃなかったし、魔王って感じでかっこいいんじゃね？って言うことで私の身の回りの物全てにSkullがはいっている。

それと、今の時代には無いRing、Bracelet、Necklaceを職人に細かく指示を出して作らせ身に付けた。
それに痛かったけど耳にPierceもした。両耳計8つの。
痛いけど、かっこよさ優先って私凄くない？？
てか、そろそろ私って言うの止めようか。俺って言おうか。
なんか、寂しいような気もするんだけど、さすがに男が心の中でも私、私言ってたら気持ち悪いだろ？
それに、俺は今年13になって名前が織田三郎信長となった。
あっはっは！！三郎はねぇーわ！！と一人笑ったのは内緒だ。

13歳にして、10のときに伝来してきた鉄砲を使いこなし、刀、体術、馬術、弓大人顔負け。
勉学は書物をほとんど覚えた。毎日体力づくりは欠かせないから腹筋は割れている。
これこそ俺の求めていた織田信長じゃね？それこそ完璧だよ。

俺はジャラジャラと音の鳴るAccessoriesを邪魔だと思うことなく扱い着物を少し乱した。
着物は派手な物。Skull模様や、阿修羅、花の着物なんかにも手を出した。
大体が黒地に金か紅の模様。の物だ。
伸びた黒髪は切らずに頭の上に一つにして紅の紐で結った。

そのような格好をする俺に対して最初こそは何か言っていた父、母だが、一向に止める気配の無い俺を諦めたらしく(元々そんな俺に興味なかったしね)今では何も言ってこない。
それに、きちんと毎日やることやってんだからいいだろ？みたいな？

これから俺はもっと強くなる。
父上には残念だけど父上のこと父上だって思ってないから別にどうもしなくていいよね？
同情しなくてもいいよね？
母上は・・・論外。

まだまだ子供だけど、大人なんてすぐだから。
まぁ、元服したから大人っちゃあ大人なんだが、俺の仲で大人は18くらいからだからなぁ。
あ、ちなみに童貞卒業。そんな事一々報告すんなって？サーセンｗｗ
しかし、女の子可愛いね。体男になったから中身も男みたいになっちった☆
あ、そうは言っても、男も好きだぞ？(変な意味で)両方いけますみたいな？

なんかさぁ、この戦国乱世？性格なんて嫌でも変わっちゃうよね。
何回か暗殺されかけたりもしたし、人も殺めた。
初めて殺めた時は、吐いたり冷や汗が止まらなかったり、寝れなかったりしたけど
生きるために必要なことだって女中さんが言ってくれたから私は精神は壊れずにすんだ。
この世界に生まれていたら人殺しなんて普通だけど
俺、元々平成人だからさ、人を殺すとか頭に無いわけですよ。
それが、こっちに来て普通なんだもん。体は成長しているけど、頭は追いつかなかったらしい。
今では、もう大丈夫になったけどな。

香の焚いている部屋、女に膝枕をしてもらっている俺は銃を弄りながら性能を確かめたりしていた。
これは南蛮から貰ってきた物ではなく、日ノ国唯一の俺Originalの銃だ。

上から膝枕をしてもらっている女の「信長様」という猫撫で声に少々吐気がするが
襟元を掴んで唇に無理やりkissしてやれば女は頬を赤らめ息が浅くなり瞳が潤んでくる。

誘ってんな。

なんて考えながら俺は女を押し倒し、白い肌を露にさせその白い肌に噛み付いた。


暫く時間がたち事情が終わり俺は着物一枚で外に出た。夜、月がぽっかりと浮かんでいる。
後ろから先ほど抱いた女が抱き付いてきた。
それを鬱陶しいと思い引き剥がした。

「失せろ」

冷めたような目で言えば女は悲しそうに俯き支度をし始めた。
何故だか、酷い事を言ったのは俺なんだが女が酷く可哀相だと思ってしまう。
支度している女の背中に抱きついて首筋にkiss　markを付ければ女は泣きそうな顔で俺を見て正面から抱きついてきた。

今夜限りだ、許してやろうか。