13、いやはや、時の流れとは。
いやはや時の流れとは。

あっという間に過ぎ去ってしまい、過去には戻れないものである。

・・・と、まぁ、そんなことは誰でも知っているだろうけど、本当の意味を知るのはごく一部。心から理解しているのもごく一部。

解らないまま一生を終える事だってある。


それくらい、難しい事。


なんて、こと言ってますけど私も実際良くわかんない。

私はわかんないけどわかっているフリをするタイプだから。


なんかよくわかんなくなったけど、つまり私が言いたいのは、やらなくて後悔するよりもやって後悔しろと言う事。


こうして前の人生を考えてみると後悔する事ばかりが頭の中をよぎる。

何であの時はこういう事をしなかったんだろう・・・・・みたいな?


まぁ、そんなこと言ったってもう過ぎた事。

こんな私だからこそ言えるんじゃないかと思う、やらなくて後悔するなって。


たとえば、もっとプリン食べたかったとか、ケーキ食べたかったとかカレー食べたかったとか(ry


食べ物ばっかりなんだけどね(笑)

もちろん食べ物だけじゃないんだけどね!

ほら、この時代って食べ物が純和風でしょ?
だから、洋食が恋しくって恋しくって・・・・・。


・・・・・あれ?なんで食べ物に走ったんだっけ?
ま、いいか!!


三歩歩いたら忘れる鶏以下の三秒経ったら三秒前のことを忘れるという末期の症状。


はっはーーー。
・・・・いや、笑い事じゃないんだけど!!




話し変わりますけど私四歳になりました。

これはあれです。
決して管理人が面倒くさくって一章ごとに一歳年を取らせているわけではありません。・・・・・多分。


四歳って早くね??
ついこの間まで、やったねトリップじゃね??とか思ってたのに
私もこの時代に馴染んできましたね


千代や小萩は四年経っても全然見た目が変わりません。

むしろ、はじめて見た時よりも可愛くなってます。


それはそうと、そういや私女なんですね。
前にも言いましたけどみんなその事隠してるんですよね。


これから年を重ねるごとに女っぽくなるわけですが。
ならなかったら逆に困りますが!!


まぁ、まだ四歳、下を見られない限り大丈夫でしょうが(下ネタ)


だけど、大きくなったらどうするんだろうね。
私それだけが心配だわぁ・・・。


ばれたらどうなるのかな・・・。
・・・部下に見捨てられる??殺される??
ええぇぇぇぇぇぇぇ・・・・そんなの無し無し!!



まぁ、今私の脳内は年を取ったら女っぽくなるんじゃないんでしょうか!って言う事なんだけど

ぶっちゃけ今一番心配なのが、来年には疱瘡にかかってるんじゃないかっていう心配!!!


もう、四歳になったあたりからそれしか頭になくって・・・・。


忘れるために、本でも読もうかなって思って千代と小萩に言えば「天才だ!」「天才だ!」と言われ・・・。


今現在もの凄い人に囲まれて読み方の勉強をしてるところなんだけど!!

部屋の人口密度ハンパネェww

息苦しい!!


「梵天丸様、これは『ら』ですよ!!」

「こうして、字を合わせれば梵天丸様の好きな『さくら』という字になるんですよ!!」


頑張る千代と小萩。

ないすふぁいと!!・・・そして自分も。

とりあえず字は読めるんだよ。本とかややこしい読み方を教えてくれって!!

とも言えず。頑張って小学校一年生みたいな勉強してます。


私が『さくら』という字を書けば、周りの大人たちは感嘆の声を出す。

なんか、植物の名前を書こうって事になって今までに『きく』とか『うめ』とか書いてる。


一体、読めるようになるには何ヶ月かかる事やら・・・


それに、小十郎もいないからちょっとがっかり・・・・。

それでも、父上はいるから父上のために頑張ってる。

偉くね?私。



私は筆を走らせつつさっきのように色んなことを考えてた。

あーーーなんかなぁ・・・暇だなぁ。

いや、暇じゃないんだけど。


・・・・五歳になりたくない。


あ゛ぁ・・・。また出てきちゃったよ、この考え。

忘れようにも忘れられない。忘れたいのに。

政宗に生まれ変わるって事は政宗の運命まで背負うって事。

本を少し読んだから解る。すごい大変な人生だった。


あ、けどこの世界バサラだからもしかしたら疱瘡はない・・・・・・ってのは無理か・・・。


なかったら政宗眼帯してないよ・・・・・。



あーーあ。誰か助けてくれないかな。
なんて考えたけど、無理だね。運命は変えられないんじゃね??


けど、少ない可能性として疱瘡がない事を願うしかない。
これが私の運命に対してのちっちゃい抵抗。



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bkm

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