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氷室とおやすみ?
「早く寝ないと体に悪いぞ」
「先に寝てていいわよ。私はまだレポートがあるし」
「そう。じゃあ、おやすみ」
そう言って寝室に消えたと思ったら、10分足らずで予想通りの重さが背中にきた。
「………どーしたの、氷室くん」
「やっぱり一人のベットは冷たくってね」
あったかい、と言いながら私の首筋に顔をうずめた。サラサラした髪が肌に触れて、ちょっとこそばゆい。
(………淋しいなら、素直にそういえばいいのに)
2015.01.25
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