4: ラクシアの地理〜蛮族の領域〜

蛮族の領域
 レーゼルドーン大陸ほどではないが、テラスティア大陸の半数近い領域は蛮族に支配されており、特に以下の地域は蛮族の国として知られる。



“紫闇の国”ディルフラム
 テラスティア大陸南部に存在する蛮族の国。《大破局》の時に地底から現われた浮遊城砦を本拠地としており、西のフェイダン地方、東のノルダール地方、海を挟んだ北のシエナクェラス地方の国々と激しい戦いを繰り返している。


ダノス海
 ダグニア地方の東部に広がる海域。魔導機文明時代には多数の海上都市が建造され、「黄金の海」と呼ばれていたが《大破局》で悉く海の藻屑となった。他の地域と異なってダグニア地方の国々が積極的に蛮族の領域に侵攻しているが、いずれも無残な失敗に終わっている。


カルゾラル高原
 ルデア山脈の南部に広がる高原地帯。地底都市が存在しており、リーゼン地方の国々に攻勢に出る事が多いが、ルデア山脈のドラゴン達に阻まれる事もしばしば。また、蛮族同士の勢力争いも多い。



“黄昏の大陸”レーゼルドーン大陸
 テラスティア大陸の北に位置する大陸。『黄昏の大陸』『霧の大陸』などの異名を持つ。大半の地域が蛮族の勢力圏になっており、人族の領域はエイギア地方南部のカシュカーン周辺に留まっている。霧の街ミスト・キャッスルは蛮族の支配する街として一万人もの人族が奴隷として飼われている等、人類が生きるには厳しい環境が広がっている。テラスティア大陸とは橋で繋がれている。


ヴァルクレア城
 エイギア地方北部の山脈に存在する城砦。エイギア地方最大の蛮族の拠点で、《大破局》の時には蛮族王の居城となっていた。先年行われたルキスラ帝国を中心にした遠征軍によって陥落したのだが、ある事情で表向きは攻略に失敗した事になっている。

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