まるで真逆の、
2014/02/03 02:11

暗い海にたゆたうように、深く深く沈んでいる。身体が揺らぐように、とてもゆったりと呼吸する。刹那、明るい光が音として現れる。はじめ微かだった光は瞬時に頭上から切り抜け、わたくしを浮上させるのです。頭から浮き上がり、そうして身体の真ん中から円心上に光にさらされる。そのような、目覚めであった。

わたしの深海は、まだここではない。


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