『小春はほんまに可愛いなぁ』

「なんやみょうじお前、小春は渡さへんぞこら」

『誰もくれ言うてへんやろカス。黙れや』

「お前ほんま口悪いな。小春のがよっぽど女らしいわ」

『ほんまやねん。それやねん。ほんま小春が女の子らしすぎて私には眩しいねん』

「あぁ。小春は最高やからな」

『小春見てるとな、私はなんやろって思うんよ。男子の小春があない女の子らしくて可愛いのに、本物の女子である私はがさつやし、口悪いしなんやねん。って』

「せやな。お前、男みたいやもんな」

『私、小春の事尊敬してるわ。ほんまに』

「つまりどういう事や?」

『小春は最高っちゅー話や』

「せやな。小春は最高や」

『最高や』

(20130530)
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