*会話文だけ
『れんじー、げんいちろー、ゆっきー(ばたばた)』
「こら、なまえ!廊下は走ってはならんといつも言っているだろう!」
『ごめんなさい、げんいちろー。皆が見えたからつい…』
「もう、可愛い事言ってくれるなぁなまえは」
「だが、廊下を走るとなまえが転ぶ確率が86.3%と高くなる。だから走ってはいけないぞ、なまえ」
『はーい』
「だからもう、弦一郎も今日はそれくらいにしておけ」
「う、うむ」
「走ってまで俺たちのところへ来たんだ。なにか用があったんだろ?言ってごらん」
『今日、皆で帰りにうちに寄ってってよ!お母さんが夕飯一緒にどう?って』
「わーそれは嬉しいな。ご馳走になろうかな」
「なまえの母上の手料理はうまいからな。俺も喜んでご馳走になるとしよう」
「無論、俺もだ。…それはそうとなまえ、今日は弁当の他に菓子を食べたな?」
『え、どうして?』
「口にお菓子付いてるよ」
「はしたないぞ、なまえ」
『むー』
「どれ、俺が拭いてやろう(ふきふき)」
『ありがとうれんじー』
「なまえ、スカート、少し捲れちゃってるよ。後ろ向いて、直してあげる」
『ありがとうゆっきー!あ、そろそろ私行くね、次の時間移動だから!(ばたばた)』
「こらー!廊下走ってるぞ!…あいつはいつになったら一人で身の回りの世話が出来るようになるのだ」
「まだまだ先が長そうだね」
「俺達がいる限り一人立ち出来ない確率、100%」
*三強に世話をやかれたい。
(20130418)