「明日プール掃除あんだよなー…めんどくせー」
「プール掃除?水泳部はないの?」
「部員いなくて何年か前に廃部したらしい」
「へぇ…でも水泳の授業はあるんだ」
「ある」
「わぁ、女の子可哀想…」
「それが水泳の授業は男子だけなんだよなー」
「まあ、そうだよね…危険そうだもんね」
「そっちは水泳あんの?」
「あると言えばある」
「どっちだよ」
「厳密に言えばあるんだけど、わたしは免除的な?」
「なんそれ」
「事情で入れない人は体育館で持久走することになってる」
「事情…」
「怪我とか持病があるとか…わたしの場合はまあ、特殊なんですが…」
「…あー、思い出すな思い出すな」
「!…うん」
「明日めんどくせえから俺も持久走がいいわー」
「楽しそうじゃんがんばって!」
「野郎だけで楽しいかよ」
「フーン…堅治は女の子と一緒がよかったんだぁ、へぇー」
「生憎俺は自分の彼女にしか興味ないですー」
「!…ずるい」
「ははっ、照れてんのか可愛い奴」


もーっ明日はびしょ濡れになっちゃえ!




PUが終わってしまっていますがなぜ今?という謎タイミングのハイドリプール掃除ガチャ。今回は見事に引きました。排出の波がえげつない。
流石にお話にすることはできなかったので小ネタで供養。
口の悪さと彼女への甘さの共存が難しいところでありつつ拙宅ではストレートな物言いをさせがち。わたしの理想。
3周年リクのお話も書かなきゃですね…がんばります。


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テーマ「人外ファンタジー」
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