彼女が泊まりにきた休日の朝。
パジャマ姿で堅治宅のクローゼットを漁り何かを見つけそれを持って堅治に寄ってきた。

「ねぇねぇ堅治ー」
「んー」
「この堅治のパーカー着ていい?」
「別にいいけどデカくね?」
「大きめに着るのが可愛いんだもん」
「見せてみ」

堅治が普段着ているパーカーは自分サイズのため彼女が着ては大きいはずだが、それを着た姿は肩の位置が下がり袖も指先が見える程度で足がすらっと見える長めの裾、という男にはたまらない格好。

「どう?」
「確かに可愛い」
「そーでしょ」
「けどそれ着んのうちの中だけな」
「えぇ?」
「首元緩い。中見えんぞ」
「わ、」


近づく輩は許さねえ




彼シャツならぬ彼パーカー。可愛いと思うのです。
オーバーサイズはパーカーにあらずとも可愛いので彼女はぜひ積極的に彼の服を借りて欲しい。そんでもっていちゃいちゃしろ()


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