自分の水色のポーチをがさがさと漁りながらうーんと何か悩んでいる様子の娘 恵磨
その恵磨に堅治が声をかける

「恵磨どした?なんか無くした?」
「ぱぱぁ…おけしょどれしよぉ」
「…今からお化粧すんの?」
「あした!おでかけしるからおけしょしなきゃ」
「ほーん…どれと悩んでんの」
「えっとねー、おめめのきらきら」
「んー、恵磨にはこの薄いピンクが似合うと思うぞ」
「じゃあこれー!!」
「お、じゃあ決まったならねんねしましょう」
「はぁい」


「恵磨もすっかり女の子だな」
「お洋服買いに行っても自分で選んでるよ」
「マジか」
「そうくんは無関心だけどねぇ」
「颯介はあのまま育ってくれ」


おませな愛娘




ひさびさのえまちゃ。
おしゃれ大好きなので成長するにつれて堅治パパの心労がたまることでしょう。


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