待ちに待った夏休み。
毎日部活があることに変わりはないが、授業がないだけで気分は最高潮。
そして、少し前に一目惚れをしたコンビニの店員とついに関わることができた。
それだけで堅治の気分はさらにあがっている。


「よっ」
「あ、どうも…」
「今日は何時上がり、ですか」
「え、と…あと15分で」
「じゃ、今日も待ってる」
「!…ありがとう、ございます」
「また敬語になってるし」
「一応、バイト中なので」
「あ…邪魔して悪ぃ」
「いや…こっちこそ、疲れてるのにごめんね」
「好きでやってる事だから気にすんな」
「…うん」

「(なんか今すげー付き合ってるっぽい会話できてね)」
「(やっぱり優しい人…)」


その日が来るのはもう少し先




夏企画に今のところ二口くんがなかったもので。
二口くんたちのお話も夏から始まっているので(一目惚れは5月)思いを馳せてます。
付き合う前のお話は全然ないんですよね。すぐくっつけたくなっちゃうので。
ある意味レアな小ネタでした。


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