04
『ふふ、なかなかおもしろい子だったな』
さっきの出来事を思い出しながら手摺りに肘を置いて水面を眺める。
『ミラはちゃんと侵入出来たかな』
ふと研究所の方を見た時
『(そういえば、さっきのあの子あっちに行ってたな…)』
淡く小さい光の玉が目の前にあらわれ報告してきた
《主、先程四大の気配が消えました》
『え?…四大の気配が消えた…?レムどうゆうこと?』
《わかりませんが…、先程から四大のマナを感じられません。》
『………とりあえずミラを探しに行かなくちゃ』
まわりの人を掻き分けて私は研究所へ急いだ。
01夜光の王都End
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