2013/08/08 21:43

日が経ってようやく終わったんだなあと実感しています。
そして着々と次回の連載の準備を進めています。藍暮れなゐと平行して2つの連載を主に構えてまたぼちぼちマイペースにサイトを続けていきます。ぜひ今後ともお付き合いくださいませ〜。

ということで色々と答え合わせ。
○1話と169話は同じシーンになってました。
最後は1話に繋がるんですよね、と閲覧者の方から何度か質問があったのですが、見事に当たりでした。1話からこの結末だけはとりあえず決まってました…。
○告白シーンについて
26話、27話と再会してからの142話の台詞は意図的に同じにしました。
また同じように何かが始まる、という意味を込めて。
○仁王の気持ちの変化
元彼女を想ってグルグルしてた仁王が、130話から酔っぱらって泣いてしまうシーンがありましたが、個人的にはあれがポイントでした。
133話で「今まで感じていた胸の蟠りが〜…○○(あえて伏せ字・笑)と一緒に流れた」みたいな描写があるのですが、それが仁王の気持ちのリセットを意味しています。
○指輪を見つける
アナザーエピソードで仁王が「これと同じサイズを」と言っていますが、そのもとの指輪は153話の時に見つけています。なのでサブタイトルが「circle」になってたり…。
○未来の話
169話で、ヒロインは最後に仁王の未来が素晴らしいものでありますようにと願っています。方や仁王はアナザーエピソードで二人の未来を願っています。
「死ぬまで仁王に一筋だよ」という冗談っぽいセリフがありましたが、その言葉通り最後の最後まで仁王の幸せを願ったのでした。

という感じで長々書いてみましたが…´▽`2年間本当にありがとうございました。
サイトに通って下さっている皆さんが、ヒロインの目線から、仁王の目線から、そして皆さんそれぞれの目線からモルヒネを読んでいて、たくさんのご意見とご感想を聞けてとても嬉しかったです。私が好き勝手に書き殴ったような作品にメッセージを下さることがとても!有り難かったです!
…と、小学生並みの感想略して小並感になってしまいましたが、本当にここまでお付き合い下さりありがとうございました。

そしてモルヒネの結末についてです。
あの終わり方にビックリした、救済、続編は無いですかというご意見を多く頂きました。
長く見守って下さった皆さんだからこその意見ですよね、ほんとに有り難いです。

あの終わらせ方は1話を書いた時点から決めていたのですが、途中話を進めるごとに結末を変えてしまおうか、と何度も何度も悩みました。
その結果、アナザーエピソードを付け加えたわけですが…。
この終わり方で納得して下さっている方も多くいらっしゃるので、大々的には書きません。私もあの終わり方で満足というか、燃え尽きているので…

ですので、ここから先はどうしても救済やその後が知りたいと仰って下さった方のためにパパパッと簡単にあらすじを書いておきます。練ったあらすじではないので支離滅裂感マックスですが知りたい方はスクロールしてみて下さい。



ところで私、まだ夏っぽいことしてないんです。



テニミュも今年は見に行けず…ツラァ




ということで、別の結末を望まれる皆さんのために…本当に簡単にしか考えていないので悪しからずです…^^;

一命を取り留めたヒロインは病院で目を覚ます。
ベッドの周りにはボロ泣きのブン太、あーちゃんがいて、そこへ慌てたように仁王が病室へ駆け込んでくる。仁王の手には指輪が入ったぐしゃぐしゃの紙袋。
仁王を責めたいブン太とあーちゃんだが、事故に遭ったのは仁王のせいではないので感情の遣り場に困る。
仁王は泣きそうな顔でヒロインをそっと抱きしめる。
が、ヒロインは「この人誰」とかすれた声で二人に問いかける。ヒロインは事故の衝撃により仁王の記憶だけがすっぽりと抜け落ちた状態になっていた。(過剰なストレスが掛かれば一時的に耳が聞こえなくなったりすることがありますが、それと同じ現象)
それから仁王はヒロインの記憶を取り戻そうと奮闘する。
しばらくして退院し、二人であの部屋で暮らしはじめ、仁王はヒロインの面倒を見る。
そしてひょんなことからヒロインと幸村が再会。幸村がブン太に事情を聞き、幸村もヒロインのために協力することに…

仁王はいつか彼女の記憶が戻った時に指輪を渡そうと決意。二人で思い出の場所に出かけたりもするが、ヒロインの症状が良くならない。いっそのこと自分が傍に居ない方がいいのではとさえ思うように。
しかしもう二度と離さないと誓った仁王は、一生懸命あれやこれやと考えては頑張る。

そんな仁王の想いとは裏腹にヒロインは幸村にだんだんと惹かれていくのであった。

っていう。彼らが中学生の時に実現しなかった三角関係なわけで。
またいつか時が来たら書ければいいなあと思います。ってそれ何年後やねんっていう…ね…フフフ…

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