俺は、久保が好きだ。あの秀逸かつ秀抜の学力も、極めて知的な外見も、繊細な硝子細工のような内面も。この全てを伝えたら、あいつの美しい顔はどう歪むのか。繊細な心はどう砕けるのか。俺の中の黒いものを全てぶちまけてあいつを汚したい。嫌われたくは、ない。もしかしてこんなこと考えてることがばれたら嫌われるだろうかなんてことを考えてるなんてことがばれたら嫌われるだろうかなんてことがばれたら嫌われるだろうか。それだけは嫌だ。嫌われたくない汚したいよごしたい犯されたい好かれたい側にいたい独占したい逃げるな離さない見てたい撮りたい

吉井じゃなくて俺を見て。

それが言えたらどんなに楽だろうか、久保、好きだ、なんでお前が恋い焦がれるのは明久なんだ。

熱愛メランコリー


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