いわばまま母のような役回り

誰がヒロインかなんて最初から分かってた

きみは「素敵な名だね」と言う

世界に選ばれた1人になりたかった

プラスチックのルビー色

夢であったことをもう忘れているくせに

特別じゃない誰かの特別じゃないおはなし

悲劇のヒロインに憧れる年頃

不幸になれとは言えなかった

一発逆転を狙ってる





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