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『Prologue』リアル風曹丕&司馬懿
『Prologue』リアル風曹丕&司馬懿
魏短編夢『Prologue』記念のリアル風魏コンビ(曹丕&司馬懿)です。

色塗りの途中画を先日日記に添付した時には紫肌でかなり不気味な感じになっていたと思いますが、あの後1から肌を塗り直してこんな風になりました。結局普通の肌色です。

イメージとしては暗がりにいる感じとか青白い感じの色味にしたかったのでダークな色で塗ってみたものの、私がやると色の選択が悪かったのか塗りの技術が悪かったのかお化けみたいに気持ち悪くなってしまったのでやめました。基本色以外の色で肌を塗るって難しい!

日記に添付した時は別に夢小説記念絵として描いていた訳ではなかったのですが、先日魏短編夢をUPしたのと今回の絵が魏コンビだったので丁度いいなと思ってそれ記念にしました。構図的にも夢主を見ながら何か悪巧みをする二人、という設定だったので夢の内容にも合うかなーと思いまして!

創作キャラの絵からの流れを受けて一応タイトルには「リアル風」というのを入れてありますが、正直この言葉を付けるのには自分自身違和感があります。私の描く絵はリアル風でもなんでもないからです。

厚塗り風○○とかの絵を描いている時も「いや、全然厚塗りになってないよねこれじゃ…」と思いつつ、とりあえずそれ風に挑戦しているので!という意味で○○風と付けていましたが、自分の絵が全然それに相応しいレベルではないので名前(タイトル)負けしているような恥ずかしさが込み上げます。普通にキャラ名だけでUPしておけば良かったかなあ。

ただ、私の描く絵が何系になるのか?というのは置いておいて、ネタ帳DX「2011年の希望(絵&夢小説)」でお話しさせて頂いたように今までとは違った描き方にも色々と挑戦していきたいです。

今までの自分は自分の好きなように描いてきたのでどんな無双キャラでも同じ描き方になってしまったような気がします。タレ目とか吊り目とか細眉とか濃いめ眉とか、パッチリ二重も切れ長一重もあんまり区別がなく全部一緒、「自分の描き方」で描いてしまっていました。

それなので、2011年は今までに比べてみたら少しでもキャラの描き分け・区別が出来るような絵が描けるようになりたいと思います。無双ファンとしても、どれを見ても「誰コレ?」な絵よりは一目で「あ!馬超だ!!」と分かって頂けるような物が描きたい!というのが最終的な理想なのですが、自分の技術力を考えると理想は遙か遠くなのが悲しい点です。

自分の絵柄…というのが具体的にはどういう物なのかは自分でも分かりませんが、そういう物を残しつつも出来るだけ原作キャラの特徴を取り入れ、意識的に顔立ちや雰囲気等に近付けるように描いていけたらいいなと思います。自分の絵柄で無双キャラ、というのがいつか描けるように頑張りたいです!

ほいで今回の魏コンビですが、無双4モデルです。もう世間では新作の無双6が発売されておりますが、自分にとって無双4はこのサイトを立ち上げた頃にプレイしまくっていたソフトという事で今でも思い出深い作品ですので、どのモデルで描こう?と思って悩んだ結果4ver.にしました。

ただ、司馬懿の髪の色は無双4モデルとは全然関係ないと思います。自分でもどうしてなのか、どこで見たのか、何でそう思ったのか分からないのですが、何故か私の頭の中には司馬懿=紫髪というイメージが強烈にこびりついていたので今までずっとそれで描いてきたんですよね。早くも原作の特徴無視です(震)無双5では普通に黒髪でしたもんね。あー夢小説の中で「紫の髪」とか書かなくて良かった!(馬兄貴とかどうしよう)

リアル風の描き方を始めてから「主線を最後に描き起こす」という順番で絵を描くようになったのですが、これがとても便利です。今までの絵はラフ→線画→着色という流れでしたが、この線画清書が私にとって本当に面倒臭い作業でした。

線で囲った部分に色を流し込むという着色方法をとっていたので、選択ツールを利用する為にも線と線の間には隙間をあけずきっちりラインを取る必要がありまして、それが自分のように大雑把な性格の人間には非常に神経のすり減る作業だったんですよね。書いている途中で飽きてしまって途中放棄する事もしょっちゅうです。

ですが、今の描き方ですとラフ→いきなり着色なので線画清書の段階をすっ飛ばしていけるという点では気楽さがあります。主線は最後に描き起こすので下書きの段階でキッチリ書いておく必要もないですし、目や鼻、口といった各パーツの位置や体(服)のラインを大体「この辺」と分かる程度に描いたら先に進めます↓

1.ラフ
2.下書きの線を残したままガンガン着色
3.主線+細かい部分を描く

妖しい雰囲気を出したかったので完成画にはオレンジ〜紫の色を上から被せて全体的な色味を調整しました。個人的なお遊びとしていつもの赤目ver.とかも作ってみたかったのですが、今回はそこまで根気が続かなかったのでやめました。単純な構図なのに完成までになんかやたら時間がかかったなー!

多少目や鼻の位置がおかしかったり、腕のラインもっとこっちじゃね?と描いてる途中で段々気になる所が出てきても主線を消して、色を塗り直して…という二度手間が省けますし、下書きの線なんてまるっと無視して「やっぱりこっちの方がいいや」と思うラインで最後の最後に引けばいいので気に入らない部分の修正がしやすく、主線は最後!という楽しみも増えます。些細な事ですが、それに関しては本当に嬉しいです!

描いている合間に鏡で自分の目を何度か見て細かい部分の参考にしつつ粘膜の部分を描き込んだり睫毛を1本1本植え込んでいったのですが、下瞼の下にある涙袋(っていうんですかね?)のライン取りはちょっと失敗したかなーと思いました。

女性がアイシャドウを塗るのと同じで二重のラインや涙袋の辺りに濃い色でシャドウを入れていくイメージで描いていたのですが、出来上がってみると単に寝不足で目の周りにクマが出来ているようなどんよりした目元になってしまいました。ううむ…ダークな雰囲気の二人にしたかったのでまあいっか!

≪顔アップ≫
司馬懿/曹丕

場面設定的にはこう、暗がりの中から夢主をじっと見つめている曹丕&司馬懿の図です。夢主の事で曹丕が司馬懿に「あの女をこうしたら面白いとは思わんか?」とか何かよからぬ事を囁いていて、それに対して司馬懿が「いいですね」と答えつつ軽く微笑んでいるような。

ドSコンビという事で優しそうな顔ではなく、「ニヤリ」な笑い顔を目指してみましたので、そんな風になっていたら嬉しいです。ムーミン谷の意地悪ミーちゃんみたいな感じで見るからに意地悪感が漂っていて、だけどそんな意地悪さなんて全く気にならない(むしろその意地悪っぽさすら魅力)くらいに超絶カッコイイ!!というのはが私の中にある無双シリーズの曹丕&司馬懿なのですが、全然上手く描けなくてしょんぼりです。大好きなのに難しい!!

短編夢『Prologue』のラストで曹丕&司馬懿が夢主に対してあれこれ好き勝手な事を言いまくり、彼女の事をからかって弄ぶシーンを書きましたが、その時の二人の姿を夢主視点から見たらこんな感じなんじゃないかと思います。

本当は傷付いて、悲しくて、涙が出て、文句が言いたくて、思いっきり反論したくてたまらないのに、自分を見つめて「○○」と名前を呼んでくれる曹丕と司馬懿の姿があまりにも妖艶で美しくて格好良すぎるものだから、つい怒りを忘れて見惚れてしまう…みたいな。うーん…私の下手なイラストでは全くその説明に合わず説得力がありませんが…。無双キャラって本当に素敵です!魏コンビlove!!

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