戦国無双３・加藤清正
戦国無双３の加藤清正です。戦国無双３が発売した後、昨年１１月末辺りに描いた物を清書して着色してみました。時期的には丁度日記に宗茂夢絵ラフ＆清正夢絵ラフをＵＰしたのと同時進行でひっそり描いていた物です。
落書きの立花宗茂や竹中半兵衛と同じく、戦国無双３の公式ＨＰを見て「ぬおおおー！！こここ好みだー！！」と萌えに萌えてつい描いてしまったイラストです。いやー萌えの勢いというのは凄まじい物です。思うにあのソフト発売直後が最高潮に戦国無双３新キャラーズに滾っていた頃ではないでしょうか！
別に今でも彼らの事が興味津々！好みだ！大好きだー！という気持ちに変わりはないのですが、時間が経過して一旦落ち着きますと、「彼らに萌えた！彼らの絵が描きたいー！」という萌え心よりも「いや、萌えはあるけど自分の画力じゃ無理だろ。だって原作の彼らが素敵過ぎるんだもの。ムリムリムリ！！」という自制心の方が強く働き、自分の脳内だけで妄想して描かずに終わります。
現在取り扱っている三國＆戦国無双キャラに関しても、この「萌えた！！このキャラの絵or夢小説が描（書）きたい−！！」という萌えと情熱が「自分じゃムリムリム（略）」という自制心を遙かに凌駕した状態なのでこうしてサイトを開設し、モソモソとしがない作品をＵＰしているのですが、この「描きたい！」「ムリムリ」という葛藤や感情の波は今でも普通にあります。
だって、どれだけ無双シリーズの事が大好きでも絶対に私の書くイラストや夢小説なんかよりも原作の無双キャラの方が一億倍格好良くて色男で素敵メンズに違いない事はこれ以上ない程に明らかな事実なんですもん！！むしろ「好きだ！」という感情のままに自分が描けば描く程に「○○、こんなんじゃないのに！もっとすんげーカッコイイのにっ！！」と思って「うがー！！」となり、しょんぼりしてしまう訳です。無双キャラの格好良さは罪！！勿論女子の可愛さも罪ー！！
しかし、そんな自制心及び反省心を超えてつい描きたくなってしまう戦国３の素敵新キャラメンズ達。さすがはコー○ー様です。所詮私はコー○ー様の手の平の上でコロコロと転がされている一無双ファンに過ぎないという事ですね。今回もまるでケンシロウに秘孔を突かれまくって絶命する雑魚キャラの如く萌えツボを凄絶に突かれまくって床の上をのたうち回っているのであります。どの新キャラも素敵ですが、宗茂・清正・半兵衛の３人は特に！
ほいで今回鼻息荒く（その割にはどんだけ時間がかかっているんだ）挑戦した加藤清正ですが、描いてみてとても悲しい事は原作の清正とは似ても似つかぬ男になっている事です。ややっ、勿論画力的な問題での「誰だよコイツ！」と言うのは根本的な問題として受け止めているのですが、それとは別に私が描くとなんでどの男性キャラも全て均等にチャライ男になってしまうのか、という点です。誰だよこの軟派男！！
無双３の清正は公式ＨＰのキャラ説明を読む限りとても硬派な男性キャラでして、私の中では三國の馬超と大体似たようなラインの『硬派系・俺様男子』だと思っているのですが、なんか物凄く軽そうで貞操観念の薄そうなヤリヤリータみたいな顔付き？雰囲気？になってしまっている気がして物悲しい…。まあ馬超も私が描くと硬派性が感じられないお軽になってしまうので、いつもの事と言ってしまえばいつもの事なのですが…。またか！
場面設定としてはですね、ガラガラッと片手で戸を開けて室内に入ってくる感じの清正が描きたかったのです。こう、片手で戸を、そしてもう片方の手ですだれを軽く上げながら「おう。今、少し話しても平気か？」と短く呟いて夢主の部屋に足を踏み入れる清正、みたいな感じにしたかったのです。
夢小説のワンシーンでいくと戦場から帰ってきて殿に戦果報告をし、その足でどこにも寄り道せずまっすぐ夢主の元を訪れる清正、みたいな物を適当に想像しつつそんな感じの清正を絵で描いてみたいなと思いました。硬派な男がまっしぐらに自分の元を訪れてくれる。夢的にはいい感じのシチュではないかと思うのです。しかし私の描く清正は「姉ちゃんイイケツしてんじゃねーか」と言いながら平気で道行く女子のお尻を撫でそうな、なんか嫌な感じのツラです。違う！そうじゃない！（キムタク風に）
戦国無双３をプレイされた閲覧者様から教えて頂いたコメントで知った事なのですが、
・彼は表面は皮肉屋なんですが、中身は極度の純情っ子
・おねね様に対して顔を真っ赤にするシーンが有り
との事で余計に「ぬおおお！！」となってしまいました。なんですかそれは！めちゃんこ萌えるではないですか〜！！
史実だと石田三成と加藤清正は犬猿の仲だった、と書かれている事が多いのでそんな感じで三成とバチバチしてお互いに「クズが！！」と敵視しあっている関係性を勝手に想像していたものの、どうやら閲覧者様情報によると戦国３の三成と清正は親友？とか友達？みたいな感じになっているようです。えー！そうなんだ！
私はてっきり両者バチバチ！と火花を飛ばしまくっている感じかと思っていましたが、そうじゃないんですね。ふむー、仲の悪い二人、もしくは仲の良い二人でもどちらでも自分にとって魅力を感じる事に違いないのですがっ。ただ、脳内では勝手に「二人は仲が悪い」という下地を変換してああでもない、こうでもないと絵や小説で三成と清正がツンケンし合っている場面を想像していましたので、少々妄想が先走ってしまった感じがしてお恥ずかしい！
そして清正がゲーム中にしゃべる台詞ですが、これがまた私の萌えツボにクリーンヒットでしてどうしようかと思いました。以下条件毎の台詞の抜粋です↓
≪加藤清正≫
特殊技使用時：「黙りな！喰うぜ！噛まれてえか」
無双奥義：「狩るぜ」
無双秘奥義：発動「堕ちな」→終了「黄泉へ」
無双奥義・皆伝：始動「やるぜ」→発動「此処が地獄だ！」→終了「最高だろ？」
うわあああ〜…。聞きました奥さん？この人、超俺様でしょう！？（みのもんた風に）
もうなんですかコレは！どれをとっても萌えるじゃない！こういう男子キャラを待っていたのですよっ。しかも見た目もムキムキマッチョ風味で筋骨隆々、男らしい顔立ち、性格は硬派、口調はすこぶる俺様。最高です！
ちなみに宗茂の場合だと
≪立花宗茂≫
特殊技使用時：「受けてやろう」
無双奥義：「触れて見せろ」
無双秘奥義：発動「砕かれたいか？」→終了「餓鬼だな」
無双奥義・皆伝：始動「切り拓く」→発動「終わりにしよう」→終了「俺の勝ちだ」
となりまして、これもまた公式ＨＰを見て想像していた通りの宗茂様（様付け）像と言いますか、自分の思い描いていた宗茂イメージにピッタリで一段と嬉しいです。「餓鬼」という年下に対する嘲笑めいた台詞を使用する辺りからしても、まさに「大人の男性」という感じがしますし、どの台詞からも大人の余裕＆己に対する満ち溢れた自信が感じられます。いいなあ宗茂様。落書き時にＵＰした説明文には「セクシーかメロ甘系？」と予想していましたが、ひょっとしてまさかのＳ系男子でしょうか？
清正・宗茂・半兵衛の共通点は「一人称が俺」という点ですが、この「一人称が俺」というのが私の中では物凄くポイントが高いのです。大好きなんですよね、一人称『俺』男子！次が「おれ」「オレ」、その次が「僕」「ボク」です。何と言いますかこう、男っぽい男性が好きなのです。見た目も中身も男らしいタイプは勿論の事、見た目は草食系でもその性格は苛烈とか、蓋を開けてみると実はすこぶる男っぽい…というのに弱いのです。
半兵衛はあの見た目で「俺」というギャップ萌えですが、特殊技使用時の発動「準備万端♪」→終了「俺、行っきまーす！」というやたらと軽いノリに笑ってしまったのと、「寝て暮らせる世」というのにやたらと執着している点です。勝利時の台詞も「ふー終わった！さあ帰って寝ーようっと」というのがありますし…ひょっとして怠け者？でもそんな所がまたギャップ萌えを感じます！
馬超もそうなのですが、清正みたいな硬派なタイプの男性、好きかと言われれば大好きです。しかし、好きな事には変わりがないのですが、そういうタイプの男性は実際どう動かしたらいいのか分かりません。そういう意味では「一人の男性キャラとしては大好きだけど、絵や夢小説を書くという創作的な意味では苦手な男子」という部類に入ります。
創作キャラの純情少年秦もそうですが、この手の男性の思考回路や言動、考えそうな事、「こんな時にはどうするんだろう？」「どう思うんだろう？」というのを想像するのが自分のような人間にはすこぶる困難です。むしろ遊び人で女タラシでもうどうしようもないような男性、女を道具としてしか見ていないような冷酷な男性、浮気性であっちの女にもこっちの女にもコロコロ気が動くような男性の方が創作的な意味では絵や小説も取り組みやすく、断然理解しやすいというか、彼らの思考に同調しやすいと言いますか、動かしやすいです。硬派＆純情な男性って、本当にいつもどんな事を考えているんだろう？ううー、難しい！
個人的にやってみたい事は、大広間の中央に清正を男一人でポツンと放置して、その周囲を１００人くらいの肌も露わなお色気ムンムンボディーの美女軍団に取り囲ませるというやつです。ほいで、胸元もパックリ開いて白い太股もヨダレが出そうな程に着物の裾から露出した女性陣にベッタリとくっつかれ、寄り添われ、体を預けられ、「うふっ。清正様ったら…」とか耳元で甘ーく囁かせたいです。
ほいで、そんな女子達の波を必死で押し返して抵抗しながら、「くそっ…。なんだお前ら！俺は行かねばならん所があるんだ。どけっ！！」とか頬を真っ赤に染めてそれでも気丈に「馴れ馴れしく触るんじゃねーよ！！」みたいなオーラを発散させている…といった反応を見せてくれる清正だったらいいなあ、と思います。そんな清正を障子の影からそっと覗いて「フフフ。若いなー！」と笑いながらひっそりと呟やく役を与えて欲しい。家政婦は見た！！
個人的には、このキャラでああいう絵が描きたい、こういう夢小説を書きたい、と思って実際に取り組むよりも、こんな感じの事を軽〜く脳内だけで想像して一人で萌えている方が一番気楽で最大級の萌えを感じる事が出来るような気がします。いざ本当に自分の妄想をイラストや文章に変換しようとすると凄い苦労しますもんね。絵でも夢小説でも毎回「誰だコイツ！」「何この話！」といった状態に…。でも想像するだけなら楽しくてやっぱり止められないのです。何でも出来ちゃうっていいですね！ビバ妄想！！
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