『Heaven』姜維：A side
夢小説完成記念・『Heaven』姜維：A sideです。
姜維短編夢のUPが１１月だったので、それに合わせた夢小説記念のイラストは出来れば年内には完成させてUPしたいなー！と思っていたのですが、例によって伸びて伸びて年明け以降のUPとなってしまいました。亀だなー！
姜維短編夢に合わせたイラストを描いてみよう！と思ったものの、どんな感じの絵にするのかちょっと悩みました。これが普段のメイン夢であれば腹黒そうな根性の悪そうな男性キャラの絵を黙々と描いているのですが、今回は短編夢＝NOT黒夢という事で姜維もメイン夢の腹黒設定ではなく誠実で真面目、といった原作通りの彼を爽やか好青年のイメージで描いてみたい！と思って書いていた流れがありますので、どうせなら小説に合わせて絵の方もそんな感じにしてみたいなと思いました。
ほいでも、基本的には黒い系の小説やイラストが好き＆そっち系の方が描きやすいという自分の好みもあって腹黒絵の案も捨てきれず、うーんどっちにしよう！どっちを描こう！と迷った挙げ句「だったら両方描こう！」と思いました。
ほいで、どうせなら同じテーマ（夢小説記念）という事で２つ共同時にＵＰしたいよね！と思って同時進行でダラダラと絵を描き進めていた内に１月も終わって２月になってしまいました。今思うと何も２つ一緒に上げなければならない決まりがある訳でもなんでもないと思いますが、チビキャラ珠稀夢絵＆チビキャラ秦夢絵の時と一緒でなんとなくこういうのってセットで上げたい気がしまして！
そんな訳で挑戦してみた姜維ですが、こっちはいつも通りの感じのイラストです。イメージ的には火炎軍師陸遜と同様、火炎軍師姜維！みたいなやつを目指してみました。小説内で「俺もじいちゃんと同じ時代に生まれたかった」「武将になりたい！」と言う孫の発言に対して
「…本当にそう思うのか？いかに少ない労力で大勢の人間を殺せるか、短時間で効率よく敵国の人間を大量殺傷出来るかという方法だけを毎日考えているような仕事が」
という台詞を姜維に言わせていましたので、Ａのイラストは『Heaven』で書いていた姜維の黒い部分に合わせて描いてみました。「田畑や農家を焼き払い〜」の辺りです。それで、「火を放て！」と兵士達に命令している時のような、もしくは自分で火を点けている、炎に包まれた戦地の中で満足そうに微笑む姜維…な感じの絵が描きたいなと思ったのですが…微妙だなー！
ちょっと放火魔みたいな感覚になってしまいますが、燃え上がる炎の渦と炎に巻かれて倒れていく敵兵士達の光景を嬉しそうに、そしてうっとりと眺める姜維、みたいなのが描きたかったのです。今の世では人を殺せば重罪ですが、戦時中では数多くの人間を殺せば殺すほどその国では『英雄』として全国民から称えられるじゃないですか。そんな感じで、目の前に広がる地獄絵図を眺めながら冴え渡る軍略と己の仕事っぷりにご満悦の姜維…を描いてみたいな、と思いました。無双キャラ全員に備わっているダークな一面と言いますか…。
本当はこれ、姜維の両目の中にも炎が映り込んでいる絵にしたかったんですよね。そっちの方がより狂気じみていると言いますか、メラメラメラ…という「燃えている情景」が強く出せるかな！と思ったのですが、私の画力では姜維の瞳に映り込んだ炎が何度描き直してみても上手い事描けませんでした。代わりにちょっと赤〜オレンジ色強めの目に小細工してみたつもりですが、大した意味もなかった気がします。うーん、残念！
自サイトの絵にはキャラがこういう感じの目線になっている構図が多いと思いますが、もう大好きなんですよ。流し目。女性キャラならクリクリッとしか可愛い上目遣い、睫毛の長さを強調するような瞑り目、儚い感じの伏し目が大好きなのですが、男性キャラの場合はこんな感じの流し目や意地悪っぽい目付き（吊り目？）、眉間に皺を寄せたちょっと険悪な感じの目付きが大好きです。
中でも流し目は特に色っぽい感じがして凄く惹かれます。しかも、いい男がやるとこれがまた格好いいんですよね！自分の絵で描いてみても全然いい男にならないし、格好いい無双キャラにならないので、無双の公式ＨＰとか設定資料集に載せる画像では是非コー●ー様に無双キャラの流し目ショットを大量生産して頂きたい！というほのかな希望を抱いています。んもー、戦国無双３の公式ＨＰに載っている三成・宗茂・左近・孫市の流し目の色っぽさと格好良さといったら！あっ、今見たら光秀も流し目…かな？キューン！！(*´∇`)ﾉ
あと、靡く髪も好きです。しばっちとか光秀とか周兄とか、長髪美形キャラの髪がゲーム中やイベントシーンのムービーで靡いている光景とか見ると「ああああ…格好いいー！！」と思って目が釘付けになります。シャンプーのＣＭに登場してくれたら絶対売り上げが上がると思うんですけどね。何故なら私みたいな人間がＣＭ見た直後に買うから！フンフン！！
とりあえず、この絵の中で「ここは上手く出来た！」と思えるのは燃えている炎の部分くらいです。姜維の手の下でメラメラメラッ、と燃えている火を描いてみたくて何度も描いたり消したりしてちょこちょこやっていましたが、なんとなくそれっぽい感じに描けたかな？と思いまして。でも火の粉が凄い中途半端です。もっとこう、火の粉！！って感じのが描きたかったのに…しょんぼり。どういう色合いでどう飛ばせば火の粉っぽくなるのかな？
こういう感じの手付きにすれば妖しい感じになるかな、悪っぽい（悪っぽい？）ムードが漂うかな、と思ってやってみましたが、今改めて見ると何だか姜維がたき火をしているような感じの構図に見えなくもない気がします。落ち葉に火を点けて焼き芋焼いているような。ますます微妙だなー！！
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