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三成夢絵(微裏注意)
三成夢絵(微裏注意)
※甘寧夢絵に続く例のやつ第二弾・三成夢絵です。日記にUPしたラフ絵の完成系がこれです。先日UPしたクリスマスver.の馬兄貴がイベント柄若干甘い感じの内容でしたので、これでいつものシャングリラ絵に戻った感じがしますね。ようこそ!戦国のドSな殿ー!!

日付的&時間的な問題で下手したらこれが今年最後のイラストになる可能性も十分有り得る事だと言いますのに、もしそうなったとすればよりによってこれかよ!みたいな絵をチョイスしてしまって自分でも恥ずかしい限りです。でも他の絵はまだ中途半端な完成度の物ばかりですので、とりあえず出来た物から上げていこう!と思ったらこのような結果に。残念無念合掌です。

そう言えば先日甘寧夢絵をUPした直後、返信不要で「これだから椿は(*´∀`)」と送って下さった方がいて、たった一言のコメントなのに妙にツボに入って「わははは!!ワリーワリー!!」とコメント画面を見ながら大笑い&大受けしてしまいました。またしてもコレモンで申し訳ありません。どうぞ今回も存分に呆れてやって下さい。プフー!

夢小説を書いている時も夢絵を描いている時も一緒なのですが、「無双キャラが格好良く見える小説&イラストを描きたい!」といつも思っています。夢主を投入する事によって、夢主と組み合わせる事によって無双キャラの格好良さが引き立つ、または「いやん!○○(キャラ)って素敵!」と思って頂けるような彼らの夢小説やイラストが描けたら本当に幸せな事だろうな…といつも夢見ています。

勿論夢主という女性キャラクターの描写を入れたり女子絵を描く事もとても楽しい作業の一つなのですが、やはり二次創作という作品の性質上あくまでも原作キャラ>>>>>夢主であり、夢主=添え物というイメージが自分の中にはあります。

ですが、夢主が添え物、原作キャラの引き立て役といっても別に夢主をぞんざいに扱う、いい加減に扱うという訳でもなく、火薬の威力をさらに高めるというような、良い意味での『促進剤』みたいな役割になれればいいな、と思っています。

それもあって、無双キャラだけでなく夢主に対しても好意的なコメントを頂ける事は自分にとって原作キャラの作品に頂く感想とはまた違った意味での大きな幸せと喜びを感じます。えー!そっちも気に入って下さったなんて嬉しい!みたいな。秦や珠稀みたいな創作キャラに関しても全く同じ感じ心境です!

そんな訳で、今回も『三成の格好良さを引き立てる夢絵』を描きたい!と思って挑戦していた夢絵ですが、描いていてとても楽しかったです。以前キリ番リクエストの捧げ絵で「三成夢絵で服ビリビリ」という夢絵をUPさせて頂きましたが、あの時も「どういうアングルでどういうポーズにすればいいの!?」という構図的な意味では長時間悩みに悩んでめちゃんこ苦労しましたが、絵の内容的には終始めちゃんこ楽しく描かせて頂きました。やはり自分は「押せ押せ系」「強引系」「意地悪系」の黒男子、もしくは黒夢絵を描くのがとても大好きで、描いていて性に合っているようです。フンフン!

今回のイラストも自分の中にある三成のイメージ=格好良くて、知能犯で、意地悪で、狡賢くて、それでいて女々しくもなくすこぶる男性的な性格で、何とも言えない色気に満ちた戦国きっての色男で、サドっ気があって、何だかんだで強烈に惹かれちゃう殿!みたいな三成像を一枚のイラストに込めてみた…つもりです。くぅー、求める理想(三成像)に自分の画力が全然追いついていないのが悲しいーっ!

さて、前回の甘寧夢絵で「今回の夢絵シリーズでは(中略)題して『日常的なエロス!』です」とお話ししていたと思いますが(詳しくは『※甘寧夢絵の説明文参照』)、この絵を御覧になってどこが日常的なエロスだよ!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかしこれでも私の中では十分日常的な構図なのですよ。特にドSメンズに限っては!

脳内設定&イメージとしましては、@戦場で夢主を人質に取っているパターン。原作が戦国時代物という事で、彼らにとっては戦場・戦いの場面=日常的な場面として考えますと、こういうのも有りかなーと。一番しっくりくるのはやはり三成と夢主が敵対する軍に所属する同士の関係だとこの手の人質作戦は自然な感じがしますが、同じ軍でも使えそうな気がします。

例えば敵側の人間(武将か誰か)が夢主に恋心を抱いていて、それを三成が知っている為に夢主を交渉の道具に使う、みたいな。ほいで、「そっちの条件次第ではこんな女の一人くらい、別にくれてやっても…構わんぞ(ニヤリ)」とか一見思わせぶりでいい事を言っているような口ぶりに見えて、その実際は自分以外の何者にも夢主に勝手に触らせようとしないのが三成クオリティです。んもー!さすが殿!狡いね!

パターンAは戦場とかではなく、本当にごく普通の日常シーンで起こる夢主拘束です。日常会話のシーン、飲み会のシーンでもどちらでもいいですが、相手を幸村とかにすると意地悪殿VS純情幸村みたいな感じで話的にも組み合わせやすい設定になりそうです。夢主の事が好きな幸村を三成がからかう。…って、これってまんま幸村夢での二人の関係と変わりませんね!

飲み会の席とかで「そういえば幸村殿は誰か好きな女性でもいるのか?」と他の武将に聞かれ、正直者の幸村はつい「います」と正直に言ってしまい、周りの人々に「誰だ誰だ!!」と根掘り葉掘りしつこく聞かれる羽目になります。ほいで、最初はしどろもどろな口調で誤魔化していた幸村も、根負け&酒に酔った勢いでついポロッと夢主への好意を口にしてしまう訳ですよ。

ほいで「えーっ!聞きましたか○○殿!幸村殿は貴女に惚れているそうですよ!!」とはやし立てる周囲の声に夢主が困惑気味の瞳で赤面しつつ「え…。ゆ、幸村。本当に…?」と聞き返すと、またしても幸村は正直で真っ直ぐなので「は、はいっ!この真田幸村、決して嘘や冗談でこのような事は言いませんっ。○○殿、私はずっと前から○○殿の事が…」とか真面目な顔で言い出して飲み会の席はなんと一気に告白会場に!みたいな雰囲気に包まれます。

そして、その甘甘〜ンでイチャイチャストロベリーチックな会場の空気を瞬時にぶち壊し&妖しいムードに変えてくれるのが我らが戦国ドSプリンス・みちこ御大なのですよ(震)

三成と夢主はいつも一緒にペアで仕事をしている仲なので、飲み会の時も当然の如く並んで座っている訳です。ほいで、幸村の告白を聞いた三成の心の中で一気にサドゲージといじめっこゲージが急上昇し、こんな感じで夢主を背後からガバッ!と掴んで身動き取れなくさせるんですよね。後は三成の挑発トークが始まり、嫌がる夢主、頭にカーッと血が上る幸村というお約束の展開になだれ込みです。

普段は絶対に夢主にくっついたり抱き締めたりなんかしないくせに、自分から女にくっつくなんてしないどころか女性側から寄ってきてもきっと「俺に馴れ馴れし近付くな。鬱陶しい!」と睨むでしょうに、自分にとって楽しい展開になってくるとこういう事が人前でも平気で出来てしまうのがドSメンズの罪深い所です。

三成「何だ幸村。お前、この女の事がそんなに好きなのか?(嫌味たっぷりに言いつつ夢主の頬に後ろから顔を近付ける)」

夢主「きゃーっ!み、三成!いきなり何するの!?離してっ。離してよー!(ジタバタ)」

幸村「……!!みみみ三成殿!!ちょっ、何やっ…、て言うかその手!!○○殿のどこを触っているんですか!?(勢いよく立ち上がる)」

三成「やめておけ。こんな女。女なんて他にももっといい女が沢山いるだろう?よりによってこんな冴えない女をわざわざ選ばなくても。お前も相当物好きだな…(流し目チラリ)」

夢主「ちょ、ちょっと!三成!イヤッ!離してくれないと、着物がずれて……っ(赤面)」

三成「お前が無駄に暴れるからだ(冷たく睨む)」

夢主「だ、だって…!(ジタバタ)や、やだ!本当に前が…いやっ……!(涙ジワリ)」

おおーっ!!(その光景を見た一同どよめきの声)

幸村「わーっ!!ちょっと!本気で止めて下さい三成殿!!私の○○殿になんて事するんですかー!!(槍装備)」

…みたいな。まあ台詞はいつも通りの即興なのでこの会話には大した意味もオチも何もないのですが、イメージ的には「こんな場面でも使えるヨ★」という事で!(★がウザイ)

自分がこの絵の三成に入れたい台詞としては@「おっと。それ以上動くなよ。この女がどうなってもいいのか?(ニヤリ)」A「この女の命が惜しくば、大人しく俺の言う事を聞くんだな(ニヤリ)」の2ニヤリあたりです。エロ要素のあるシーンでも使えそうな構図の気もしますよね。むむむ、むしろ逆でしょうか。そっち方面の利用の方が合っていそうな夢絵でしょうか?

二人の体をどう絡ませればいいのか分からなくて描くのに一苦労しましたが、こういうポーズ、大好きなんですよ。男性キャラが女性キャラを背後から羽交い締めにしている構図。んん?違いますね。辞書を引くと「羽交い締め=背後から相手の脇の下に差し入れた両手を、相手の首の後ろで組んで強く締め付けること」と書いてありますので、これだとちょっと違います。

じゃあなんて言えばいいんでしょうか、背後から相手の首に片手を回してグッ!と押さえつけ、相手が息苦しそうに身悶えているこんな感じのポーズ。漫画や映画でもよくありますよね。主人公やヒロインが敵にこんな風にして押さえつけられ、呼吸がしにくくて苦しそうにしながら「俺(私)に構わず早く逃げろ(逃げて)!!」と叫んでいるような場面。お約束の展開だと思うのですが、正式には何という掴み方(押さえ方?)なんでしょうか?

三成、こういうポーズ物凄く似合うと思うんですよ。本当に。自サイトのメインにある三成夢のタイトルにもってきていますが、私の中では三成=『悪党』なんです。でも、別に悪い意味でそう言っている訳ではなく、何と言いますかこう…場合によっては『悪役』というポジションも軽々と演じられそうな、見方によって180度見解が変わりそうな奥深いキャラだと思うのです。

映画でも漫画でも小説でもそうですが、悪役って、結構演じるのが難しいポジションだと思うのです。いかにも正義の味方!品行方正!優等生!みたいなヒーローやヒロインは演じるのも作成するのも比較的簡単そうな気がしますが(型があるので)、悪役って千差万別、それこそ果てしなく想像力が広がる存在だと思います。作品によっては主人公よりも読者に人気があったり、魅力的な悪役キャラクターっていますよね。そんな感じで!

史実の三成も、文献によっては三成の功績を称えた内容の物があれば、その反面、三成のやった事を責める内容が同じくらいあったりして、どの部分にスポットを当てるかでその当時の人々にとっても後世の人間にとっても三成の評価は180度変わると思うのです。人は一つの面だけでは本当の姿を推し量る事は出来ないとよく言われますが、まさにそんな感じです。三成って。

そんな訳で、そんな感じの三成が描けていたらいいなと思う夢絵なのですが…「そんな感じ」って何だよ!相変わらず意味不明ですみません。しかしこの絵、完成した今改めてよくよく見ると三成の左手が微妙な位置に来ていますね。描く事に夢中で一歩引いた全体像を確認する作業を怠りました。微妙だなー!

それともう一点気付いたのですが、夢主の胸元、おかしいですよね。胸を包んでいる(隠している?)着物の裾の角度から考えてみますと、これ絶対見えていますよね。夢主の右胸。大事な所が。くそっ、しまった…女子の乳を描くのに夢中で周囲の服が全然見えていなかったです。恥!

あっ!分かった!だから三成が夢主の右胸を覆い隠してくれているんだ。これはイヤラチックな意味でも何でもなく、ちゃんとした必要性があってみちこが夢主の胸をムギュッ、みたいな構図になってしまっているのか。なーんだ!そういう事か。なんて親切な男性なんでしょうか。有り難う三成!!

ラフの段階で描いてみたものの夢主の涙は入れるかどうするか最後まで悩みましたが、結局入れる事にしました。涙無しでただの赤面+唇半開きだと、何だか三成に背後から締め付けられて内心喜んでいるような表情になってしまったので…。やっぱりドSメンズに組み合わせる女子は嫌がって泣いているのが一番ですね!(勝手な主張)

どこまでも個人的な趣味全開になってしまったンンン〜なイラストですが、自分の中では今まで描いた中で一番気に入っている夢絵です。自分の中にある「三成!」を普段よりは上手く凝縮できたような…って、完全に自己満足の世界!

あああもっと格好良くて色気のある男前な無双キャラを描けるようになりたい。原作キャラの素敵さの100分の1でもいいから表現出来るようになりたい。ムチムチプリンで「これぞ生け贄!」みたいな美味しそうに見える夢主を描きたいです。三成の格好良さは多分10ページ費やしても私の拙い言語能力&文章能力じゃ書ききれないと思います。やっぱり無双というゲーム&無双キャラって素晴らしい!

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