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代償コンビ(凌統&陸遜)
代償コンビ(凌統&陸遜)
絵と塗りの練習用に描いた凌統と陸遜。通称『代償』コンビです。

やってみたかった事は@厚塗り風・濃いめの色塗りA苦手な角度の顔に挑戦(斜め○度の角度から見た顔付きウンヌン)B髪の毛のハイライトの入れ方って何?の3点です。んがぐぐ。(サ○エさん)

ほいで、もそもそと色々な事を試していたのはいいのですが、PC画面に思いっきり顔を近付けつつ毛先の塗り方とか細かい部分ばっかり見ていたせいで、全体像に全く気を使わずに勢いのままに描き進める事となり、いざイラストが完成してからじっくり自分の絵を見直してみると何とも言えない仕上がりに…


……誰コレ???(震)


なんか枚数描けば描くほどにキャラの顔付きが変わっているような気がしますし、陸遜なんか描く度に毎回顔が違うような気がするのですが、誰だろう本当にこれ。何だか別のゲームや別の漫画のキャラみたいになってしまった。誰!?

凌統と○○、陸遜と○○という組み合わせだと、無双ファンの方々の中では凌統&甘寧、陸遜&姜維という組み合わせがお好きな方が多いのではないかと思いますし、このセットが多分人気があるのではないかと思いますが、何故か自分は凌統と陸遜をセットにするのが好きです。自分の作品を振り返ってみますと、絵でも夢小説でもその傾向が見られます。

何でしょうか?勿論凌統&甘寧や陸遜&姜維の組み合わせだって大好きですし、他サイト様の作品を拝見する時にこのセットの作品を発見すると「うっひょー!!」とめちゃんこテンションが上がるのですが、自分で描(書)く時は凌&陸をセットにした方が絵的にも描きやすく、小説的にも比較的話が思い浮かびやすいようです。自分でも不思議に思う所です。

多分アレです。凌統&甘寧だと共に大人の男同士(20代男子)になり、二伯だと共にブラックになるからかもしれません。

思うに、自分は全く異なった性質の組み合わせであり、かつ大人VS子供みたいに年齢的な面でも差があるキャラの対比を書く(戦わせる?)のが結構好きなんだと思います。完全なる似た者同士か、または全く真逆の要素を持つセットで絵を描いたり小説を書いたりしてあーだこーだとするのが個人的な萌えツボ&萌えシチュなのだと思います。

自分の中にある凌統のイメージは、普段がチャラチャラしていて軽薄、いかにも軽い男のイメージ。でもごくたまに凄く真剣な顔をしたり、真面目な事を考えているような一面も見せる。逆に陸遜は普段が真面目で硬く、何事にも真剣な姿勢で取り組むイメージ。そしてごくたまに年相応の幼い顔をしたり、感情的な一面も見せる。

つまり、「普段」と「たまに」見せる顔をそっくりそのまま入れ替えると凌統と陸遜になり、オンとオフの切り替えが全く逆の方向になるのがこの二人だと思うのです。普段軽い凌統と普段真面目な陸遜、たまーに真面目な凌統と子供っぽい陸遜、みたいな感じです。何て説明すればいいのでしょうか。日本語&説明が下手くそですみません。うぐぐ…!!

そんな訳で、とりあえず今回の絵でも凌統はニヤリと笑った顔付きで相手を見下ろしているような目付きで、陸遜はキリッとした隙のない感じの面構えで相手をチラリと流し目で見ている感じになるといいなー!と思いつつガサガサ描いていました。

個人的な希望ですが、凌統が陸遜に話しかける時の口調は完全に年下に対するものであり、ことある毎に陸遜の事を「ボーヤ」呼ばわりしていると萌えます。ほいでもって陸遜が凌統に対する時の口調は「ちょっとくらい年上だからって調子に乗るんじゃないですよ」みたいな態度であり、子供扱いされる事に少々腹を立てている感じだとなお萌えます。くぅー!めちゃくちゃ楽しいー!!(一人遊び)

線画の時だと「意外といい感じに描けたかも!」と錯覚するのに、色を塗ると「塗らなきゃ良かった」と思う事が多々ありまして、もうちょっと何とかならないかな、どうにかなるといいな…と思って現在色の塗り方を模索中です。それ以前にもっと基本的な所から勉強しないと!という天の声もどこかからか聞こえてきますが、仕事と違って完全に趣味の世界なのでキニシナイ!(うわー)

と言いますか、つくづく自分は夜とか月とか花とかを無双キャラに絡めるのが大好きなんだな〜と思います。自分の描いた絵を振り返ってみますと、無双キャラに快晴の青空とか眩しい太陽とかを合わせた絵ってほとんどありません。自分の中にある無双キャラのイメージが

≪原作=アクションゲーム=戦闘=武将(武器を手にして戦う人)=流血・破壊・死≫

という連鎖反応を起こすせいか、原作や無双キャラに対して明るくて爽やか、というイメージよりも、ダークで退廃的なイメージが先行し、そういうのを思い描いてしまうのです。

勿論無双キャラとて普段は気のいいお兄ちゃん、優しい恋人(夫)、家族思いの父親の一面も持っているのでしょうが、現実世界の『兵士』『軍隊』として捉えると基本的に『血生臭い世界の住人』というイメージが湧き、ついついそういう部分を絵や夢小説の中に盛り込みたくなります。

日常と非日常の狭間にいる人達。ライト(光)よりダーク(闇)。白より黒。爽やかと言うよりは妖しい。甘いと言うより苦い。草食系男子と言うよりは肉食系男子。一緒に居てほのぼのする、暖かい気持ちになるというよりは一緒に居れば居るほどむしろ切なくて苦痛。女子の心をキリキリマイさせるような、アウトローな男子のイメージです。なんでしょうかこの勝手な思い込みは。モルダー、あなた疲れているのよ…(Xファイル)

オマケは絵の構図的になんとなくやってみたかった格闘ゲーム風のイラストです。格闘ゲームって最初にキャラクターセレクト画面があって、対戦する前のロード画面でキャラ同士がバチバチッとしている絵が表示されるじゃないですか?あれです。

名前以外の紹介文をどうしようか迷いまして、一応凌統にはカンフー・スター、陸遜には火炎軍師と入れてみました。これで←↓→ABとか必殺技のコマンドを入れればもっとそれっぽくなったのではないかと思いましたが、これ以上画面がゴチャゴチャしすぎても見にくくなると思ったので泣く泣く断念しました。うう…残念!!

≪キャラ選択時台詞≫
凌統「本気、味わうかい?」
陸遜「陸伯言、この身を炎と化して戦います!」

→凌統VS陸遜

とりあえず、髪の毛のハイライトをもっと上手に入れられるようになりたいです。入れすぎてもくどいし、少なくても髪のツヤが無くなるし。綺麗なハイライトを描かれる絵師様にとても憧れます。

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