昆虫少女と越前リョーマ


「見て、このタマムシ。宝石みたい」
「…え」
「宝石っていう比喩は昆虫の為にあるんだよねうへへ」
「先輩、気は確かっすか」
「うん?私はいつだって昆虫のトリコさ!ああコガネムシたん今日も素晴らしい光沢ですマジ私の嫁」
「嫁の域まで来るとキモイんすけど」
「何で私昆虫に生まれなかったんだろう」
「真顔で言われても」
「はっ、そうか…私に養って欲しいんだな!確かにそれは人間の私にしか出来ない…!」
「話が飛躍しすぎでしょ」
「まったく、仕様がない子たちだ!まとめて面倒みてやるよ!」
「キモイ」

(何だリョーマも面倒見て欲しいのか)
(まさかの昆虫類と同等の扱い)




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